アプリケーションの自動インストール機能を利用すれば、デバイスが CLOMO MDM 管理下に登録されたときに、設定されているアプリケーションが条件を満たした全デバイスにインストールされます。

※自動インストールは、アプリケーションの自動アップデート機能ではありません。また、非 Managed Apps アプリを Managed Apps に変更する機能でもありません。

目次

アプリケーションの自動インストール

自動インストール可能なデバイス

対応 OSiOS 9.0以降 iOS 9.0以前では、Enterprise アプリのみ
監視対象必須

Shared iPad は、自動インストールのサービス対象外です。
非 Managed Apps アプリを既にインストールしている場合、当該アプリの自動インストールは失効します。また、その際に VPP ライセンスは付与されません。

自動インストール解除時に VPP ライセンスの剥奪が自動でおこなわれる場合

  • 組織の自動インストール設定からアプリを削除した場合
  • 組織を削除した場合
  • デバイスが組織から離脱する場合に「組織離脱時にアンインストール」の設定が ON になっているアプリ

個別にアプリのアンインストールをおこなった場合や、全体の自動インストールを解除した場合はライセンスは剥奪されません。

自動インストール対象アプリケーション

  • 全 Enterprise アプリケーション
  • VPP ライセンスを購入しており、かつデバイス割り当てが可能な MarketPlace アプリケーション

手順:デバイスに対して、自動インストールを設定する

1. 「Settings」画面の「Mobile Device Management」から、「iOS / macOS – 基本設定」を選択します。

2. 「自動インストールアプリケーション」欄の「自動インストールする iOS アプリケーション」を、「設定する」を選択します。

3. プルダウンリストから、自動インストールさせたいアプリケーションを選択し、「iOS アプリケーションを追加する」を選択します。

4. 「保存」を選択します。

手順:組織に対して、自動インストールを設定する

1. 「Devices」画面の「組織構成」フィルターから組織を選択します。

2. 「この組織に自動インストールするアプリケーション」にて、「設定する」を選択します。

3. プルダウンリストから、設定したいアプリケーションを選択し、「iOS アプリケーションを追加する」を選択します。

4. 「実行」を選択します。

アプリケーションの自動アンインストール

自動インストール機能を利用したアプリケーションは、下記の手順もしくは設定によって、自動アンインストールが可能です。管理者がインストール通知してインストールした場合や、デバイスからインストールしたアプリケーションは自動アンインストールできませんので、ご注意ください。

  • 「自動インストールアプリケーション」項目を「設定しない」に変更すると、設定されているアプリケーションがインストール済みであるすべてのデバイス、もしくは該当組織が所有するデバイスからアンインストールされます。
  • 「組織を離れる際にアンインストール」にチェックを付けている場合、組織離脱時に該当アプリがアンインストールされます。組織に所属したユーザーを削除した場合も、ユーザーが所有するデバイスから該当アプリがアンインストールされます。
  • 該当組織を削除すると、設定されているアプリケーションをすべて、該当組織が所有するデバイスからアンインストールします。

アプリケーションの自動インストール利用時の注意点

自動インストールに設定されているアプリケーションは、Applications から削除できません。削除したい場合は、設定を解除してからおこなってください。

自動インストールを実行後、7日以内にデバイスから応答がなかった場合、自動インストールはおこなわれません。また、自動インストールがおこなわれないため、VPP ライセンスの付与もおこなわれません。再度、自動インストールをおこなってください。

MarketPlace アプリのアンインストール時には、VPP ライセンスの剥奪も自動でおこなわれます。