DEP の設定が完了したら、次に ASM の初期設定をおこないます。ASM へデバイス情報を登録し、利用するユーザー(教師や生徒、管理者)とクラス(ユーザーが所属するクラス)の作成からはじめましょう。

目次

Apple School Manager とは

Apple School Manager(以下、ASM)とは、Apple 社の提供する教育機関のお客様を対象とした教育支援ウェブポータルサイトです。
ASM と CLOMO を連携してご利用いただくことで、ASM に登録しているユーザー情報やデバイスを CLOMO で管理することができるようになります。

Shared iPad

1台の iPad に対し、複数ユーザーのログインを可能とした iPad です。iPad の要件を満たし、教育構成プロファイルを適用することでご利用になれます。

クラスルームアプリケーション

授業の進行をアシストするアプリケーションです。教師はクラスルームアプリケーションを用いて、生徒の iPad を監視・制御することができるようになります。

ASM のご利用開始前に、Apple 社が提供する「教育機関のための導入ガイド」をご覧ください。

Apple School Manager の利用について

ASM を利用するには、Apple Deployment Program(以下、ADP)の登録有無によって、登録手順が異なります。

ADP に登録している場合

Device Enrollment Program(以下、DEP)もしくはVolume Purchase Program(以下、VPP)に登録している場合、既にご利用中の ADP から ASM へのアップグレードをおこなうことで、ASM をご利用いただけるようになります。
アップグレード手順は、Apple サポートページ(https://support.apple.com/ja-jp/HT206590)をご参照ください。

ADP に登録していない場合

ADP に登録していない場合、ASM に新規登録が必要です。

ASM ログイン画面(https://school.apple.com)より新規登録をおこなってください。

Apple School Manager でできること

ASM を利用することにより、以下の機能を利用することができます。

1. ユーザー、授業、デバイスを一元管理することができる

※登録したデバイスは、DEP プロファイルをインストールすることでご利用になれます。

2. デバイスのアクティベーションを実施することで、自動的に CLOMO MDM へ登録することができます。

※DEP プロファイルをインストールしているデバイスのみが対象となります。

3. アクティベーション時の各種初期設定をスキップできます。

※DEP プロファイルをインストールしているデバイスのみが対象となります。

4. 対象のデバイスを、ワイヤレスで監視対象に設定できます。

5. 教育構成プロファイルを適用することにより、クラスルームアプリケーションで生徒用 iPad を監視・制限することができます。

Apple School Manager に登録するデバイスの購入について

iOS デバイスを ASM で管理するためには、指定の販売店(※)から教育機関名義で iOS デバイスを購入することが必要です。
ASM で管理しているデバイスには、MDM 設定を含む DEP プロファイルを関連付けることができます。ユーザーが iOS デバイスをはじめて起動した際、強制的にこのプロファイルを適用させることができます。

※ 最新の ASM 管理が可能なデバイスの販売店に関しては、Apple 社へご確認ください。

公開鍵証明書ファイルをダウンロードする

サーバートークンを ASM から取得するには、まず暗号化されたトークンを MDM サーバーに安全に送信するために、公開鍵証明書を ASM へアップロードする必要があります。

まず、CLOMO PANEL から公開鍵証明書のダウンロードをおこないます。

CLOMO MDM サーバーの登録をおこなう

1. 「Settings」画面の「Mobile Device Management」にある「iOS/macOS」を選択し、表示される「基本設定」を選択します。

2. 「Device Enrollment Program」項目の「設定する」にチェックを付けます。

3. 「DEP サーバートークン用公開鍵」の「作成とダウンロード」を選択すると、公開鍵証明書(XXX.pem)がダウンロードされます。

ASM へデバイス情報を登録する

ASM にて利用する MDM サーバーとして、CLOMO MDM を登録します。

手順: ASM サイトに CLOMO MDM を登録する

1. ASM へアクセスします。

2. ASM 利用登録で設定した「Managed Apple ID」と「パスワード」を入力し、矢印を選択します。

3. 表示された画面の「設定」を選択します。

4. 「デバイス管理の設定」を選択します。

5. 「MDM サーバ」を選択します。

6. 「MDM サーバ情報」の「MDM サーバ名」を入力します。

7. 「パブリックキーをアップロードする」の「ファイル選択」から CLOMO PANEL にてダウンロードした公開鍵証明書(XXX.pem)をアップロードします。

8.「保存」を選択します。

9. 「トークンをダウンロード」を選択し、サーバートークン(XXX_Token_20XX-XX-XXTXX-XX-XXZ_smime.p7m)をダウンロードします。

・CLOMO PANEL からダウンロードした公開鍵証明書(パブリックキー)のアップロードをおこなわないと、CLOMO MDM と ASM を関連付けることはできません。
・サーバートークンをダウンロードせずに MDM サーバを保存した場合、再度ダウンロードは可能ですがサーバートークンは新規に生成されます。

MDM サーバーへの登録が完了後、次に MDM で管理したいデバイス情報を ASM へ登録します。

※ここでは「シリアル番号」を利用したデバイスの登録方法について記載します。「注文番号」「CSV ファイル」でのアップロード方法については、Apple School Manager ヘルプの「デバイス割り当ての管理」の項をご参照ください。

手順:デバイスを ASM へ登録する

1. 設定アプリから「一般」→「情報」を選択し、ASM に登録するデバイスのシリアル番号を確認します。

2. 「Apple School Manager(https://school.apple.com/)」へアクセスします。

3. サインイン後、表示された画面左メニューの「デバイス」から「デバイスの割り当て」を選択します。

4. 「1. デバイスの選択」で「シリアル番号」を選択し、登録するデバイスのシリアル番号を入力します。

※複数台登録したい場合は、カンマ区切りでシリアル番号を入力してください。
例:ABCD1234567,EFGH1234567

5. 「2. 操作の選択」で「サーバーに割り当てる」を選択し、デバイスを管理下に置く MDM サーバーを選択します。

6. 「完了」を選択します。

ユーザーを作成する

ASM では、ユーザーを教師 / 生徒のほか、ASM の権限ごとの管理者を登録することができます。

※ASM の権限(役割)については、「Apple School Manager ヘルプ」の「役割の管理」の項をご参照ください。

手順:ASM でユーザーを作成する

手動で作成したユーザーは、手動でのみ編集 / 削除が可能です。
SFTP(SSH で暗号化された通信路を使って安全にファイルを送受信するプロトコル、またはコマンド)による一括登録もできます。
詳細は、ASM 内「設定アシスタント」をご参照ください。
SFTP で作成したユーザーは、SFTP でのみ追加 / 編集 / 削除ができます。

1. ASM にサインイン後、左メニュー「アカウント」を選択します。

2. 「新規アカウント追加アイコン」を選択します。

3. 設定項目を入力します。設定完了後に「保存」を選択します。

名前 「姓」「名」「ミドルネーム」を入力します。
※「姓」「名」は必須項目、「ミドルネーム」はオプション項目です。
ユーザー ID(*1) Student Infomation System(以下、SIS)あるいはそのほかのデータベースでこのユーザを識別するための番号です。CSV 受講者名簿、コース、クラスでこのユーザーを参照する場合は、同一のユーザー ID を使用してください。
ユーザー番号(*1) 所属する教育機関でこのユーザーを識別するバッジ番号、または ID 番号です。ユーザー ID とは異なり、ユーザー番号は CSV 受講者名簿、コース、クラスでこのユーザーを参照する場合には使用しません。
管理対象 Apple ID ※必須 作成するユーザーが ASM や登録デバイスにサインインするときに使用される Managed Apple ID を入力します。 
場所 / 役割 ※必須 作成するユーザーが所属する場所、役割を入力します。
パスワードポリシー ※必須 作成するユーザーの役割が生徒である場合、登録デバイスにサインインするときに使用するパスワードタイプを入力します。
メールアドレス(*1) Managed Apple ID / Apple ID に使用していないメールアドレスを入力します。
学年(*1) 作成するユーザーの学年を入力します。

*1:オプション項目です。

クラスを作成する

ASM ではクラスの管理もおこなえます。クラスとは、教育機関で実施する授業に該当します。各クラスには、担当教師、受講する生徒を登録することができます。登録することで、教育構成プロファイルに各クラスの授業情報を付与することができます。

手順:ASM でクラスを作成する

手動で作成したクラスは、手動でのみ編集 / 削除が可能です。
SFTP(SSH で暗号化された通信路を使って安全にファイルを送受信するプロトコル、またはコマンド)による一括登録もできます。詳細は、ASM 内「設定アシスタント」をご参照ください。
SFTP で作成したクラスは、SFTP でのみ追加/ 編集 / 削除ができます。

1. ASM にサインイン後、左メニュー「クラス」を選択します。

2. 「新規クラス追加アイコン」を選択します。

3. 設定項目を入力します。設定完了後に「保存」を選択します。

コース番号 所属する教育機関でこのコースを識別するコース番号です。コース ID とは異なり、コース番号では CSV クラスでこのコースを参照する場合には使用しません。
コース名 作成するクラスの授業名を入力します。
コース ID SIS あるいはそのほかのデータベースでこのコースを識別するための番号です。CSV クラスでこのコースを参照する場合は、同一のコース ID を使用してください。
クラス ID SIS あるいはそのほかのデータベースでこのクラスを識別するための番号です。CSV 受講者名簿でこのクラスを参照する場合は、同一のクラス ID を使用してください。
クラス番号 所属する教育機関でこのクラスを識別するクラス番号です。クラス ID とは異なり、クラス番号は、CSV 受講者名簿でこのクラスを参照する場合には使用しません。
場所 授業を実施する場所を入力します。
講師 授業の担当教師を、作成したユーザーから選択します。最大で3名まで設定可能です。
生徒 授業を受講する生徒を、作成したユーザーから選択します。