次に、デバイスを MDM 管理下に登録するためのセットアップをおこないます。
Android Enterprise のセットアップは4種類ありますが、いずれも「CLOMO MDM Agent for Android」をデバイスにインストールための手順となり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。ここでは、一番簡単なセットアップの方法として「EMM トークンプロビジョニング」の手順を紹介します。
目次
CLOMO PANEL にて共通パスコードを確認しよう
1. 弊社より送付されたログイン情報の通知メールを確認します。以下の通知メールのサンプル画像の太字部分を確認してください。
2. CLOMO PANEL へログインする場合にも、CLOMO 利用ドメインは表示されます。以下の画像の「green-chair.com」の部分がドメインです。
3. CLOMO PANEL へログインした後、画面右上の「Settings」を選択します。
4. 画面左の一覧から「Mobile Device Management」→「Android」→「基本設定」と選択します。
5. 画面上部に記載のパスコードを確認します。
CLOMO 利用ドメインとパスコードの値を確認したらデバイスでのセットアップを開始できます。
Google Play アカウント方式のセットアップをしよう
1. CLOMO 管理下に登録したいデバイスの言語を設定した後、「開始」を選択します。
2. SIM カードを挿入、または「スキップ」を選択します。
3. 接続する Wi-Fi ネットワークを選択します。
4. Wi-Fi ネットワークのパスワードを入力します。
5. Wi-Fi ネットワークに接続後、アップデートの確認画面に切り替わります。
6. データのコピーはおこなわないため、「新規としてセットアップ」を選択します。
7. 情報確認画面に切り替わります。
8. メールアドレスの入力欄に「 afw#clomo 」と入力します。
9. 「次へ」を選択します。
10. 情報確認画面に切り替わります。
11.「インストール」を選択します。
12. CLOMO MDM Agent for Android のダウンロードが始まります。
13. 「インストール」を選択します。
14. ダウンロードの進行状況が表示されます。
15. ダウンロードが完了すると、セットアップが開始されます。「はじめる」を選択します。
16. プロビジョニングモード「Fully Managed Device」を選択します。
17. 「同意して続行」を選択します。
18. 仕事用端末に設定されます。
19.「次へ」を選択します。
20. システム設定の変更許可画面で「OK」を選択します。
21. CLOMO MDM が無効化されているので「システム設定の変更の許可」を有効化します。
22. 「OK」を選択します。
※ Android 11以上のデバイスのみ表示されます。表示されない場合、次の手順へお進みください。
23. 「すべてのファイルを管理できるアクセス権を付与」を有効化します。
24. 「Google Play アカウントを使用」を選択します。
※ 「スキップする」を選択すると、初期化からやり直しになります。
25. ドメイン名とパスコードを入力し、「次へ」を選択します。
※ 共通パスコードの確認方法は「CLOMO PANEL で共通パスコードを確認する」をご参照ください。
機種によってはドメイン入力画面が自動的に表示されない場合があります。
デバイスにインストールされた CLOMO MDM Agent for Android を選択し、手動でドメイン入力画面を表示してください。
26. CLOMO アカウントを入力し、「次へ」を選択します。
27. 「完了」を選択するとセットアップが完了します。
SIM の通信で処理をおこなっている場合、Google Play 開発者サービスのアップデートが正しくおこなわれないことがあります。その際は Wi-Fi 接続に切り替えてください。
ドメインやパスコードはCLOMO PANEL にて共通パスコードを確認してください。
ドメインとパスコード入力後の CLOMO アカウント入力が不要となりますので、事前登録でデバイスとユーザーを関連付けておくことをおすすめします。
詳細は「デバイスにユーザー情報を関連付ける」をご参照ください。
以上の手順でデバイスを CLOMO の管理下に置くことができました。
次は管理下に置かれたデバイスを管理パネルから確認し、実際に管理してみましょう。
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