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2019年4月1日より、働き方改革関連法案の一部が施行され、「働き方改革」は重要な経営課題のひとつとして知られるようになってきました。しかし、「働き方改革」と言っても何をすればいいか、とお悩みの方は多くいらっしゃいます。

そんな企業に対して、CLOMO では「働き方改革」だけでなく「健康経営」をサポートするために「ワーク・スマート」を提供しています。

ワーク・スマートについて

ワーク・スマートは、デバイス内のアプリの利用時間を営業時間内に設定できるサービスです。CLOMO PANEL にてスケジュールを設定し、設定時間になるとワーク・スマート適用デバイスで利用可能なアプリを最小限にします。ワーク・スマートは、全社もしくは組織に対してのみ適用できます。

対応デバイス

OSOS version設定対象アプリ
iOS9.3以上監視対象モードCLOMO MDM Agent for iOS ver.3.0.0 以上
許可リスト機能は CLOMO PANEL 1.51.0 以上で利用可能です。
Android5.0.1以上Android EnterpriseCLOMO MDM Agent for Android ver.2.3.0 以上
Windows10 Build 14393 / 1607以上Windows Pro
Windows Enterprise
CLOMO MDM Agent for Windows ver.3.0.0 以上
macOS10.13.6 High Sierra 以上-CLOMO MDM Agent for macOS ver.1.2.1 以上

設定時間外で利用可能なアプリ

ワーク・スマート適用デバイスの設定時間外で利用可能なアプリは以下のとおりです。

iOS・「CLOMO MDM Agent for iOS」アプリ(App Store 版 / Enterprise 版)
・「設定」アプリ
・「電話」アプリ(iPhone のみ)
・ワーク・スマート構成で管理者が CLOMO PANEL で設定したアプリケーション
Android・「CLOMO MDM Agent for Android」アプリ
・「設定」アプリ
・「電話」アプリ
・ワーク・スマート構成で管理者が CLOMO PANEL で設定したアプリケーション
Windows・「CLOMO MDM Agent for Windows」アプリ
・Microsoft 社の署名が入っているアプリ
・ワーク・スマート構成で管理者が CLOMO PANEL で設定したアプリケーション
macOS・「CLOMO MDM Agent for macOS」アプリ
・「Finder」アプリ
・アイコンが表示されない(内部的に起動する)アプリ
・システムアプリ(「com.apple」がバンドルIDに含まれているアプリ)※1
・ワーク・スマート構成で管理者が CLOMO PANEL で設定したアプリケーション

※1 ワーク・スマート構成で拒否リストに指定すると、アプリの起動を制限できます

ワーク・スマート適用デバイスは、CLOMO MDM Agent for iOS / Android / Windows / macOS から時間外利用申請をすることで、営業時間内と同じように利用できます。利用申請をおこなったあとは1時間〜1時間半の間利用可能となり、その後再度制限されるようになります。

※ ワーク・スマート構成の適用 / 解除の操作をおこなった際、アイコンの配置が適用前と変わる場合があります。
※ Windows / macOS デバイスでは、アプリの非表示はできません。ポップアップメッセージまたは画面ロックでの制限となります。
COMP モードの Android デバイスでは、時間外になると仕事領域のアプリケーションがグレーアウト表示されます。

ワーク・スマート利用時の注意点

ワーク・スマート構成の適用契機について

ワーク・スマートに関する設定変更をおこなった場合、その変更内容は即時に適用されません。30分〜1時間後に適用されます。
なお、「ワーク・スマート制限状態を更新」のコマンドを実行することで、即時適用も可能です。

※ iOS のみが対象です。

「設定変更」とは、以下の操作を指します。

  1. 全社 / 組織に対して、ワーク・スマート構成を新規に適用する
  2. 適用済みのワーク・スマート構成に付随するスケジュール設定を変更する
  3. デバイスが所属する組織を変更する

ネットワーク接続について

ワーク・スマート構成の適用対象デバイスがネットワークに接続していない場合、ワーク・スマート構成は適用されません。

ワーク・スマート構成を適用しているデバイスの削除について

ワーク・スマート構成を適用しているデバイスは、CLOMO PANEL から削除できません。

デバイスの詳細検索「使用可能アプリの限定状態」について

iOS
Windows
現在の限定状態を自動取得可能なため、「デバイス情報を取得」コマンドの実行は必要ありません。
Android
macOS
現在の限定状態を確認するためには、デバイスの詳細検索をおこなう前に、確認したいデバイスに対して「デバイス情報を取得」コマンドの実行が必要です。
※ コマンド実行手順については、「デバイス情報の取得」をご参照ください。

ワーク・スマートの設定