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いつも CLOMO をご利用いただきありがとうございます。
カスタマーサクセス担当の宮﨑と申します。

みなさま、iPhone 版の Apple Configurator アプリがリリースされたのをご存知ですか?
今まで mac PC がないとできなかった DEP デバイス登録が、このアプリと iPhone があればできるようになりました。
今回は、この DEP デバイス登録がとても便利になった「Apple Configurator for iPhone」アプリをご紹介します!

目次

「Apple Configurator for iPhone」ってどんなアプリ?

「Apple Configurator for iPhone」とは

企業や学校で iOS や Mac デバイスを導入する際に使用されるデバイス管理アプリです。
元々 mac OS 限定のアプリでしたが、2021年12月に iPhone 版がリリースされました。

App Store:https://apps.apple.com/jp/app/apple-configurator/id1588794674

iOS デバイスのキッティングをする際に、「Device Enrollment Program(略称:DEP)」でキッティングをおこなっている(おこないたい)という方は多くいらっしゃると思います。
これまでは DEP デバイスとして購入していないデバイスを自分でキッティングするには、mac PC が必要でした。しかしこれを iPhone で対応可能としたアプリが、「Apple Configurator for iPhone」です。

「Apple Configurator for iPhone」でできること・できないこと

このアプリでできること

mac PC の Apple Configurator でしかおこなえなかった、マニュアル DEP (iPhone や iPad の手動での DEP セットアップ)を、iPhone でおこなうことができます。

なお、キッティング時にデバイス間で Wi-Fi 情報が共有されるため、事前に Wi-Fi プロファイルを作成する必要がありません。非常に簡単にマニュアル DEP をすることができます。

詳細については「 Apple Configurator ユーザーガイド」もご確認ください。

このアプリでできないことー mac 版との違いは?

mac PC の Apple Configurator に比べると、 iPhone 版で利用できる機能はほんの一部です。

iPhone 版アプリでは、DEP を利用せずにデバイスを監視対象モードにすることや、構成プロファイルを作成したりすることはできません。

実際にアプリをインストールして DEP デバイスとして追加してみよう!

では「Apple Configrator for iPhone」アプリを実際に使って DEP に登録してみましょう。
まず、「Apple Configurator for iPhone」アプリを App Store からインストールし、初回起動時に Apple Business Manager  / Apple School Manager への管理権限をもつ Apple ID を入力します。

そして、キッティング用の Wi-Fi にデバイスを接続後、 DEP 化したいデバイスを近づけてペアリングをおこないます。

これだけの操作で、DEP デバイスとして Apple Business Manager  / Apple School Manager に追加することができました!
登録の詳細な手順については「iPhone 版 Apple Configurator を利用する」をご参照ください。

Apple Configurator for iPhone を利用する iPhone も DEP に追加するデバイスも、両方とも iOS 16 以降である必要があります。

これだけで処理が完了するの?と感じるぐらいシンプルな使い勝手となっておりますので、ぜひ一度お試しくださいませ。

今回は、iOS 向けアプリ「Apple Configrator for iPhone」をご紹介しました。
mac PC をお手元に用意しなくても DEP デバイス登録ができるようになったことで iPhone の DEP 化がぐんと身近になりました。

ぜひ、機種変更などデバイスを入れ替えるシーンに、今回ご紹介したアプリをご活用いただけますと幸いです。


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