OS アップデートを実行しても OS がアップデートができない場合、以下の原因が考えられます。
Apple 社のページでも「iPhone や iPad がアップデートされない場合」の対処方法が記載されておりますので併せてご確認ください。
- OS アップデートできない主な原因
- CLOMO から OS のアップデートコマンドを実行して OS アップデートできない原因
- デバイス側で OS アップデートを実行して OS アップデートできない原因
OS アップデートできない主な原因
CLOMO から OS アップデートコマンドを実行しても OS アップデートができない場合や、デバイス側で OS アップデートを実行しても OS アップデートができない場合は以下の原因が考えられます。
デバイスのバッテリー残量が不足している
デバイスのバッテリー残量が不足しているため、デバイス側で OS アップデート処理が中断している可能性があります。
デバイス側の電池残量表示が50%を上回っている状態、または充電ケーブルに接続したうえで、アップデートを再実行してください。
Wi-Fi に接続されていない / ネットワークが不安定
CLOMO から OS アップデートのコマンド実行をおこなった場合、Wi-Fi に接続されていることが条件となっております。
またネットワークが不安定な場合も OS アップデートができない要因となっておりますので、ご利用中のネットワーク状況をご確認ください。
デバイスの空き容量が十分にない
デバイスの空き容量が不足している場合、OS アップデートができない可能性がございます。
デバイス所有者や管理者で、不要なアプリ削除やファイルの見直しをおこなってください。
デバイスの OS バージョンが古い
CLOMO でアップデートの制限がされていない状態(※1)で、 デバイス側で OS アップデートをお試しください。 デバイス側でもアップデートが困難な場合は Windows PC(iTunes)もしくは MacPC に接続し、アップデートが必要となる可能性がございます。
デバイスの OS バージョンが古い場合、OS アップデートコマンドが正しく利用できない可能性がございます。CLOMO MDM のサポート対象外となっている可能性もございますので、CLOMO MDM サポート対象 OS については「こちら」をご確認ください。
ご不明点がございましたら Apple 社 へご相談ください。
※1: 制限設定プロファイルの「機能制限設定」→「ソフトウェア・アップデート遅延」設定のチェックが外れているかご確認ください。
デバイス機種が古い / アップデート対象外のデバイス
デバイスの機種が古い等、アップデート対象外のデバイスのため、アップデートできない場合がございます。
バージョン毎のアップデート対象デバイスについては、「こちら(外部サイト)」をご確認ください。
旧バージョンのソフトウェア・アップデートへの署名が停止されている
Apple 社では OS を最新の状態に保つことを推奨しているため、新しいバージョンがリリースされて程なく、旧バージョンのソフトウェア・アップデートへの署名を停止しています。その影響により、希望する OS バージョンへアップデートができない場合がございます。
動作確認済みの最新バージョンへのアップデートをご検討ください。
なお、制限設定プロファイルの「ソフトウェア・アップデート遅延」が設定されているデバイスは、設定の影響により最新バージョンが選択できない場合があります。その場合も、表示されているバージョンの中で最新のものに限りアップデートできます。
CLOMO から OS のアップデートコマンドを実行して OS アップデートできない原因
CLOMO から OS アップデートコマンドを実行しても OS アップデートができない場合、以下の原因が考えられます。
アップデート中、ダウンロードからインストール完了までの作業中にデバイス側で OS アップデートの状況確認(設定>一般>ソフトウェアアップデート)をおこなった
ソフトウェア・アップデート遅延設定をしている場合、ダウンロードからインストール完了までの作業中にデバイス側にて OS アップデートの状況確認(設定>一般>ソフトウェアアップデート)を行うと、 OS のアップデート作業がキャンセルされる場合がございます。
遅延設定を解除し、OS アップデートコマンドを実行するか、OS アップデートコマンド(ダウンロード) 実行後は、デバイスで OS アップデートの状況確認をおこなわずに OS アップデートコマンド(ダウンロード済みをインストール)を実行してください。
緊急セキュリティ対応バージョンへのアップデート(例:iOS16.4.1 (a) など)
MDM のコマンド機能を利用して、当該バージョンにアップデートすることは iOS の仕様上対応していません。
緊急セキュリティ対応のバージョンにアップデートをおこなう場合は、デバイス側の操作(「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」)にてアップデートをおこなってください。
デバイス側で OS アップデートを実行して OS アップデートできない原因
デバイスで「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」で OS アップデートができない場合、以下の原因が考えられます。
ソフトウェア・アップデート遅延設定をしている
制限設定プロファイルの「機能制限設定」→「ソフトウェア・アップデート遅延」の設定で、デバイス側でのアップデートを遅延している場合、制限した期間中はアップデートができません。
ソフトウェア・アップデート遅延設定を CLOMO 側で解除するか、遅延設定期間後に再度アップデートをお試しください。
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