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いつも CLOMO をご利用いただきありがとうございます。 
カスタマーサクセス担当の宮﨑と申します。

春から IT 管理者に就任して、これから CLOMO の操作を勉強していくという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回のコラムでは、初めて CLOMO の管理者になった時にまず覚えておきたいポイントについてご紹介します。

目次

CLOMO PANEL「Devices」画面における基本的な操作方法のご紹介

Devices 画面は、管理中のデバイスに対して指示することができる画面となっており、 CLOMO を利用してデバイス管理を行う中で、最も利用する機会の多い画面です。ここでは、最初に覚えておきたい Devices 画面の基本的な操作方法をご説明します。

 コマンド実行の仕方

CLOMO の管理下に登録されたデバイスには、遠隔でいろいろな操作が可能です。Devices 画面から管理中のデバイスを選択し、「このデバイスの操作」からコマンド選択、実行することができます。
また複数のデバイスをチェックすることで、複数のデバイスにまとめてコマンドを送ることもできます。

iOS と Android、取り消し線が引かれたデバイスと通常デバイスというように種別の違うデバイスを選択した場合、実行できるコマンドは「デバイスを削除」のみとなります。複数デバイスに対してコマンドを実行したい場合は、同じ種別のデバイスだけ選択してください。

Devices 画面から実行できるコマンドと挙動については「 各コマンド実行時のデバイスの挙動 」にまとめられていますのでぜひご一読ください!

デバイスの検索の仕方

Devices 画面の右上にある検索ボックスにキーワードを直接入力することで、簡単に探したいデバイスを検索することができます。
本機能の詳細については「キーワードで検索する」をご参照ください。

また、虫眼鏡マークの検索アイコンから、詳細な条件を指定して検索することもできます。本機能の詳細については「詳細な条件を指定して検索する」をご参照ください。

「現在の表示条件を保存」から、検索した条件を保存することもできます。保存した情報は、検索条件を打ち込まずとも「保存されたフィルター」から簡単に検索することができるようになります。
詳細については「検索条件を保存する」をご参照ください。

一年に一度対応する作業(iOS 向け)

iOS デバイスを CLOMO MDM で利用する場合、一年に一回、更新作業を行う必要があります。ここでは、iOS デバイスの管理者様が覚えておくべき作業についてまとめています。

MDM プッシュ通知証明書の年次更新作業

「MDM プッシュ通知証明書」とは、iOS デバイスを MDM で管理する上で必須となる証明書です。iOS デバイスを管理されている場合、初期設定時に本証明書が新規作成されています。この証明書には「1年間」という有効期限が定められており、MDM による管理を継続するためには、一年に一度、証明書の更新作業を行う必要があります。

更新作業の具体的な操作方法については「MDM 構成プロファイル」をご参照ください。

Automated Device Enrollment (旧DEP)の年次更新作業

Automated Device Enrollment (以下、ADE)とは、Apple社が提供する iOS デバイスを効率的にキッティングするための無償のプログラムです。
Apple 社のシステムと CLOMO MDM を連携させることで、ADE を利用してデバイスを管理することができます。

iOS デバイスを管理する上で、ADE サービスは必須ではありません。また、いつでも管理を始めることができます。ADE デバイスのご利用については「ADE を利用したい場合」をご確認ください。

こちらの連携に必要なサーバトークンも「1年間」という有効期限が設けられているため、ADE を利用されている場合は一年に一度の更新作業を行う必要があります。
更新作業の具体的な操作方法については「Automated Device Enrollment」をご参照ください。

Volume Purchase Program の年次更新作業

Volume Purchase Program(以下、VPP)とは、組織でアプリケーションや本を一括購入・配布するための Apple 社が提供するサービスです。
ADE と同様に Apple 社のシステムと CLOMO MDM を連携させることで、CLOMO から管理中のデバイスに向けて遠隔でアプリインストールが可能となります。
サービスの詳細については「Volume Purchase Program とは」をご参照ください。
こちらの連携に必要なトークンについても「1年間」という有効期限が設けられているため、VPP を利用されている場合は一年に一度の更新作業を行う必要があります。
更新作業の具体的な操作方法については「Volume Purchase Program」をご参照ください。

それぞれの証明書の有効期限については HOME 画面から確認することができます。

MDM プッシュ通知証明書、ADE、VPP の年次更新作業については、毎月操作を一緒におこなうことができるセミナーを開催しています。年次更新の期限が迫っているお客様は、ぜひご参加をご検討ください。

CLOMO サポートセンターへの問い合わせ方法

CLOMO に関する操作で困った場合

弊社では、CLOMO 製品に関するお問い合わせをユーザー様専用の窓口で受け付けています。
CLOMO でデバイス管理をしていく中で、「こういったことがやりたいけれどもやり方がわからない」「操作中にエラーが発生してしまった」など、デバイスの操作で困った時は、 お気軽にサポートセンターをご利用ください!

サポートセンターへのお問い合わせ方法については「サポートへのお問い合わせ方法」にまとめておりますので、こちらも合わせてご確認ください。

CLOMO ステップアップセミナー

弊社では、CLOMO の管理者様に向けて無償のセミナーを開催しています。
CLOMO ステップアップセミナーでは、CLOMO MDM の基本的な利用方法から、より効果的な活用方法までを段階的に学ぶことができます。

また、セミナー内で質疑応答を設けており、CLOMO の操作についての不明点をリアルタイムで講師に相談することができますので、お気軽にご参加ください!
開催しているセミナーの一覧については「CLOMO オンラインセミナー情報」のページをご確認ください。また、現在開催を予定しているセミナーについては「CLOMOオンラインセミナー」のページからお申し込みをすることができます。

今回のコラムでは、CLOMO MDM の基本的な操作方法やまず覚えておきたい作業についてご紹介いたしました。
CLOMO の管理者になってまず「どの操作をよく使うのか」「何を覚えておけばいいのか」を把握することは重要です。

貴社のデバイス運用において、本情報がお役に立てれば幸いです。


コラムに関する、ご意見・ご要望

株式会社アイキューブドシステムズ CLOMO お役立ち情報コラム担当

support@clomo.com
http://www.i3-systems.com/