SPモードケータイ・ガラホ(Google Play 非対応デバイス)を利用する場合のセットアップは、基本的には Android デバイスのレガシーモードと同じですが、MDM Agent for Android をインストールするためには、そのデバイスに apk ファイルインストールしてセットアップする必要があります。

ご利用の Android デバイスのバージョンによって手順が異なりますので、それぞれのセットアップ方法をご確認ください。

SP モードケータイ・ガラホ(Google Play 非対応デバイス)をご利用の場合、デバイス設定プロファイルと MMS 設定プロファイルは利用できません。また、DeviceOwner モードでのみ利用可能となっている機能も利用できません。
Push 通知をおこなわず、エラーログなども表示しません。
Reports ログに、Push 通知関連のログを残しません。

目次

CLOMO MDM Agent for Android のインストール

SPモードケータイ・ガラホ(Google Play 非対応デバイス)で CLOMO MDM をご利用する場合、Android OS のバージョンによって利用するファイルが異なります。

また、Android 5.1.1 と Android 8.1 には、若干の機能差が存在します。

コマンド
/プロファイル制限
コマンドオプション
/デバイス設定
Android5.1.1
Android8.1
備考
デバイス情報取得②は、Wi-Fi MACアドレスが取得できない
インストールされているアプリケーションを取得
インストールされている構成プロファイルを取得
位置情報取得位置情報設定:OFF
位置情報取得位置情報設定:ON①は、コマンドは成功するが、実際の位置とは異なる位置情報が取れる。CLOMO-4207
②は、最初の位置情報取得時に屋外にいないと位置情報取得に失敗する。
発着信履歴情報を取得
管理プロファイルをインストール①は、SIMカード変更制御ポリシーを設定しているとインストールできない。CLOMO-2693
管理プロファイルを削除
設定プロファイルをインストール
設定プロファイルを削除
アプリ制限プロファイルをインストール
アプリ制限プロファイルを削除
サイバートラストデバイスID証明書を発行Agent>デジタル証明書情報>有効期限の書式が異なる。
①は、2025/03/03
②は、2025-03-03T10:45:47+09:00
サイバートラストデバイスID証明書を失効PANELのログが異なる。
①は、RemoveProfile
②は、RemoveCertificate

Agentのログが異なる。
①は、ログに何も表示されない。
②は、プロファイルアンインストール 開始/成功

Agent>デジタル証明書情報の表示が異なる。
①は、証明書の情報が表示されたまま。
②は、「インストールされていません」と表示される。
メッセージを通知
デバイスをロック強制パスワード設定しない
デバイスをロック強制パスワード設定する×②に実行すると、エラーになる。
「エラーが発生しました
SH-02Lに対して”デバイスをロック”の実行に失敗しました
password couldn’t be reset because it is not acceptable for the current constraints.」
パスコードを解除端末起動時のパスコード要求を無効化する:OFF×②に実行すると、エラーになる。
「エラーが発生しました
SH-02Lに対して”パスコードを解除”の実行に失敗しました
password couldn’t be reset because it is not acceptable for the current constraints.」
パスコードを解除端末起動時のパスコード要求を無効化する:ON×①は起動時のパスコードは設定できないが、コマンドは成功してパスコード解除される。
②に実行すると、エラーになる。
「エラーが発生しました
SH-02Lに対して”パスコードを解除”の実行に失敗しました
password couldn’t be reset because it is not acceptable for the current constraints.」
紛失モードに設定②は、パスコードの変更はできず、ロック画面をパスコード入力無しで解除できる。
紛失モードを解除
デバイスを初期化消去可能なデータをすべて消去する:SDカードなし
デバイスを初期化消去可能なデータをすべて消去する:SDカードありデバイスは初期化されるが、SDカード内のデータが削除されない。
デバイスを初期化SDカードの内容を残す:SDカードなし
デバイスを初期化SDカードの内容を残す:SDカードあり
SDカードデータを消去××失敗する。
デバイスを削除する

Android 8系デバイスのセットアップ

Android SDK Platform-Tools をダウンロードする

SPモードケータイ・ガラホ(Google Play 非対応デバイス)に CLOMO MDM をセットアップをするためには、まずご利用中の Windows PC に「DSK Platform-tools」をダウンロードする必要があります。

1. 「SDK Platform-Tools」を「SDK Platform-Tools リリースノート(https://developer.android.com/studio/releases/platform-tools)」から「SDK Platfoem-Tools for Windows をダウンロード」を選択します。

2. 利用規約に同意するチェックを付け、「ダウンロードする」を選択します。

3. ダウンロードした zip ファイルを選択し、展開します。

4. 画面左下に「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を選択します。

5. 起動したコマンドプロンプトに、ファイルを展開したパスと「adb」を入力します。途中まで入力したあと「tab」キーを選択すると入力補完されます。

6. 以下の画像のように表示があれば、あとはガラホと PC を接続して「adb」コマンドによる導入が可能となります。

以下の画像には adb のバージョンが「Version 29.0.2.5738569」と表示されています。

ガラホの準備

PC に接続するために「USB デバッグ機能」を有効化します。

1. 「設定」から「ドコモサービス」を選択します。

2. 「USB デバッグ切替」を選択します。

3. もう一度「USB デバッグ切替」を選択します。

4. 「OK」を選択すると「USB デバッグ有効化」がオンになります。

ガラホと PC を接続する

1. 画面左下に「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を選択します。

2. 起動したコマンドプロンプトに「adb shell」と入力します。

入力した「adb shell」の結果が表示されない場合、ガラホに「USB デバッグを許可しますか?」とメッセージが表示されますので「OK」を選択します。

3. 接続確認ができたあとは、まず CLOMO MDM Agent for Android をダウンロードします。
その後、コマンドプロンプトに「adb install」と入力します。

4. コマンドプロンプトのウィンドウに ダウンロードしておいた CLOMO MDM Agent for Android をドラッグ & ドロップします。

5. 「Performing Streamed Install」の表示後「Success」が表示されます。
これで CLOMO MDM のガラホへのインストール作業が完了です。

このあと、デバイス側で CLOMO MDM の初期設定をおこないます。以降の手順で PC から操作することはありません。USB ケーブルは抜いてください。

CLOMO MDM のセットアップ

1. 「ツール」から「CLOMO MDM」を選択し、セットアップを開始します。

2. 「セットアップの開始」画面の「はじめる」を選択します。

3. 「この端末管理アプリを有効にする」を選択します。

4. 表示されるダイアログの「OK」を選択します。

5. 「ユーザー補助画面」の「CLOMO MDM」を選択します。

6. 「OK」を選択し「ユーザー補助」を有効化します。

7. 「はい」を選択します。

8. 「OK」を選択します。

9. 「使用状況へのアクセス」の許可を求められますので、チェックを入れます。

10.「OFF」から「ON」に変更します。

11. システム設定の変更許可を求めるダイアログが表示されるので「OK」を選択します。

12. 「システム設定を変更」画面にて「システム設定の変更許可」にチェックをつけます。

13. 「連絡先」、「電話の発信と管理」などの利用許可を求められるため、「許可する」を選択します。

14. 認証画面が表示されますので、ドメイン名とパスコードを入力します。

ドメイン名とパスコードの確認方法は、Android 5系デバイスのセットアップの後にある「CLOMO PANEL にてドメイン名と共通パスコードを確認する」をご参照ください。

Android 5系デバイスのセットアップ

CLOMO MDM Agent for Android を転送する

1. Google Play 非対応デバイスに CLOMO MDM Agent for Android を設定する場合は、まず事前に提供元不明アプリの設定を解除する作業が必要です。
デバイスの「メニュー」ボタン→「設定」→「ロック・セキュリティー」→「情報セキュリティー」にある「提供元不明アプリ」のチェックを付けてください。

※使用している Android のバージョンによっては文言が異なる場合があります。

2. CLOMO MDM Agent for Android をダウンロードします。

3. 以下のいずれかのファイル転送方法を用いて、アプリケーションをインストールします。

Bluetooth で apk ファイルを転送する

※ Android 5系のみインストールが可能です。

Windows PC から Google Play 非対応デバイスにapk ファイルを転送する

※ 共有先のデバイスが共有元の PC とペアリングされていて、ファイルを受信する状態での説明になります。

1. 「スタート」を選択します。

2. 「設定」を選択します。

3. 「Windows の設定」から「デバイス」を選択します。

4. 「Bluetooth とその他のデバイス」を選択します。

5. 「Bluetooth とその他のデバイス」設定内「Bluetooth でファイルを送信または受信する」を選択します。

6. 「ファイルを送信する」を選択します。

7. 共有先のデバイスを選択し「次へ」を選択します。

8. 「参照」から転送したいファイルを選択します。

9. 「次へ」を選択して送信します。デバイス側で受信の確認画面が表示されます。許可をするとファイルのダウンロードが開始されます。

10. 「完了」を選択すると送信は完了となります。デバイス側でのダウンロードが完了すると、CLOMO MDM Agent for Android アプリのインストールは完了です。

Mac PC から Google Play 非対応デバイスに apk ファイルを転送する

1. 左上の「Apple アイコン」から「システム環境設定」を選択します。

2. システム環境設定画面の「共有」を選択します。

3. 「Bluetooth 共有」にチェックを付けます。

4. システム環境設定画面の「Bluetooth」を選択します。

5. アプリを配布するデバイスを選択し「ファイルをデバイスに送信」を選択します。

※ 「Bluetooth : 切」になっていたら「Bluetooth : 入」を選択してください。
※ この操作を初めておこなう場合は、確認画面が表示されます。「OK」を選択してください。

6. 転送したい apk ファイルを選択し「送信」を選択します。

7. デバイス側で受信の確認画面が表示されます。許可をするとファイルのダウンロードが開始されます。

8. ダウンロードが完了すると、CLOMO MDM Agent for Android アプリのインストールは完了です。

メールで apk ファイルを転送する

1. アプリを配布するデバイスで、以下の URL から apk ファイルをダウンロード※1します。

2. ダウンロードした apk ファイルをメールに添付※2し、Google Play 非対応デバイスへ送信します。

3. Google Play 非対応デバイスで受け取った添付ファイルをダウンロードすると、インストールは完了です。

※1 Google Play 非対応デバイスで URL から直接 apk ファイルをダウンロードすることはできません。
※2 Gmail や Yahoo メールなど、ご利用のメールソフトによっては添付できないこともあります。

CLOMO MDM Agent for Android をダウンロードする

Google Play 非対応デバイスに CLOMO MDM Agent for Android を設定する場合は、事前に提供元不明アプリの設定を解除する作業が必要です。

1. デバイスの「メニュー」ボタン→「設定」→「ロック・セキュリティー」→「情報セキュリティー」にある「提供元不明アプリ」のチェックを付けてください。

2. Google Play 非対応デバイスで受け取った添付ファイルをダウンロードすると、インストールは完了です。

Google Play 非対応デバイスは、以下の項目にご注意の上、インストールしてください。

  • 「デバイス設定プロファイル」「MMS 設定プロファイル」「DeviceOwner モードでのみ利用可能な機能」は使用できません。
  • Push 通知をおこなわず、エラーログ等は表示しません。
  • Reports ログに Push 通知関連のログを残しません。

CLOMO MDM Agent for Android をインストールする

1. 選択操作にて管理アプリを有効にすると、各設定の有効化画面に遷移します。遷移後、設定を促すメッセージダイアログの内容を確認し、問題ない場合は同意の上、案内に従い各設定を有効化してください。設定をすべて有効化しないと CLOMO MDM Agent for Android をご利用になれませんのでご注意ください。

Android Enterprise デバイスでは「MMS 設定プロファイル」適用時のみメッセージダイアログが表示されます。
※レガシーモードのデバイスでは設定がすべて無効になっているため、すべて有効にしてください。

デバイス管理の有効化レガシーモードDevice Owner モード、COMP モード
ユーザー補助有効非表示
使用履歴にアクセス有効非表示
システム設定の変更有効有効
発着信履歴の取得有効有効
電話発信機能の管理有効有効
位置情報の取得有効有効
デバイス内のストレージの管理有効有効

有効化後に、デバイス管理の有効化設定を無効にすると、有効化設定を促すポップアップが表示されます。

2. 利用ドメインとパスコードの入力後、「次へ」を選択して有効化を完了してください。

※ Android 10 以降ではレガシーモードで認証できません。
※ CLOMO MDM Agent for Android をインストール後、有効化を完了した時点でライセンスが消費されます。

CLOMO PANEL にてドメインと共通パスコードを確認する

1. 弊社より送付されたログイン情報の通知メールを確認します。以下の通知メールのサンプル画像の太字部分を確認してください。

2. CLOMO PANEL へログインする場合にも、CLOMO 利用土間院は表示されます。以下の画像の「manual.i3-systems.com」の部分がドメインです。

3. CLOMO PANEL へログインした後、画面右上の「Settings」を選択します。

4. 画面左の一覧から「Mobile Device Management」→「Android」→「基本設定」と選択します。

5. 画面上部に記載のパスコードを確認します。

CLOMO MDM Agent for Android インストール時の注意事項

CLOMO MDM Agent for Android は下記の項目にご注意の上、インストールしてください。

  • CLOMO MDM Agent for Android のインストールだけでは CLOMO 管理下に登録されません。インストール直後に必ずアプリを起動し、CLOMO 利用ドメインとパスコードを入力し、CLOMO MDM Agent for Android を有効化してください。
  • CLOMO MDM Agent for Android は、一度有効化すると、デバイス上の操作ではアンインストールすることができません。削除するには CLOMO 管理下から外す作業が必要です。
  • Google Play 開発者サービスを利用しているデバイスをセットアップする際に、当該アプリのバージョンが古い場合はアップデートを促すダイアログが表示されます。

※ Android Enterprise の場合は、アップデートを促すダイアログは表示されません。

ダイアログの更新ボタンを選択し、当該アプリをアップデートしてください。