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いつも CLOMO をご利用いただきありがとうございます。
カスタマーサクセス担当の池田です。

Apple 社の WWDC22 では iOS / iPad OS 16 が発表され、Google 社からは Android 13 のリリースも開始されています。
OS の大型アップデートにどのように対応するか、悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、CLOMO MDM の機能である「OS アップデート制限」についてご紹介いたしますので、ぜひご一読ください。

目次

OS アップデートの抑制(iOS)

iOS デバイスは、「制限設定プロファイル」の「ソフトウェア・アップデート遅延」を設定することで、ユーザーによるデバイス側でのアップデートを制御できます。

この機能を利用することで、iOS アップデートが公開された時点から最大90日間、デバイス側でのアップデートを遅延させることができます。

新 OS バージョンでのアプリ動作確認を事前におこないたい場合などに便利な機能です。

詳細につきましては、「制限設定プロファイル〈ソフトウェア・アップデートの期間を制限する〉」をご確認ください。

OS アップデートの抑制(Android)

Android デバイスは、「管理プロファイル」の「システムアップデート制御」を設定することで、デバイスがシステムアップデートのリリース通知を受けてから 30 日間、アップデートを制限できます。

制御方法として、「アップデートを制限する」「 通知を受けてから一定期間アップデートさせない」「指定した時間帯にのみアップデートする」「自動でアップデートする」を選択できます。

しかし、「アップデートを制限する」の項目は、2020年6月以前に販売されていたドコモ機種でしか対応していない等、それぞれ適用条件がございますので、「OS のアップデートを制御する」にてあらかじめご確認ください。


管理プロファイルの作成方法につきましては「管理プロファイル」をご参照ください。

コマンドによる OS アップデート(iOS)

ここまで、OS アップデートのタイミングを制御する機能をご紹介しました。

デバイスを管理する上で、セキュリティ対策や新機能の利用、アプリの最新バージョンへの対応をおこなうために、管理者から OS アップデートをおこないたい場面もあると思います。

そのような場合に利用できる機能として、監視対象モードの iOS デバイスに対して、コマンドで OS のアップデートが可能です。
利用可能な OS バージョンが複数ある場合は、プルダウンでどのバージョンにアップデートするかを選択できます。

詳細については、「OS アップデートを実行する」をご確認ください。

iOS の仕様上、OS アップデートコマンドは特殊なコマンドとなっており、デバイスの状態によって、MDM コマンドが到達しても OS アップデートが保留されたり中断されたりする場合がございます。

あらかじめ「OS のアップデートを制御する」にて、OS アップデートの条件についてご確認ください。

OS アップデートを行うタイミングについて

OS バージョンアップが公開された際には、CLOMO 製品の動作確認および致命的な不具合の修正を行います。
CLOMO MDM の動作確認完了までの期間については、リリースから対応まで2週間としています。

動作確認が完了した際には、サポートセンターより案内いたしますので、それまではアップデートを控えていただくようにお願いいたします。

ぜひ、プロファイルの設定によるアップデート制御を活用していただければ幸いです。


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株式会社アイキューブドシステムズ CLOMO お役立ち情報コラム担当

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