2024年6月13日深夜から2024年6月14日未明にかけて、CLOMO PANEL 新バージョンのリリースを実施いたしますので、以下のとおりお知らせいたします。
リリースバージョン
サービス:CLOMO MANAGED SERVICEs
アプリ:CLOMO PANEL Ver.1.91.0
主な変更内容
機能追加/拡張項目
【iOS】
- eSIM を利用した場合のIMEI、電話番号の表示に対応しました。
- Devices 画面において、物理 SIM と eSIM を利用している場合に、デバイス一覧及びデバイス詳細画面に複数の電話番号が表示されます。
- Devices 画面において、テキスト検索・詳細検索・エクスポート機能が複数の電話番号、IMEIに対応されます。
- Reports 画面において、デバイス詳細情報に複数の電話番号、IMEIが表示されます。
- デバイスの事前登録、及び独自証明書の紐付けの照合キーに、 eSIM に含まれる電話番号、IMEI を利用可能になります。
- 新規プロファイル「コンテンツフィルタプロファイル」を追加しました。 *1
- OS アップデートに関連するコマンドの予約実行に対応しました。
- 「OSアップデートをダウンロード」コマンドを選択し、専用のダイアログから設定することで、決まった時間帯にOSアップデートのダウンロードを行えます。
- 「ダウンロード済のOSアップデートを適用」コマンドを選択し、専用のダイアログから設定することで、決まった時間帯にOSアップデートを適用できます。
- 「パスコードを解除」コマンドの予約実行に対応しました。
- Devices 画面において、「デバイスを初期化」コマンドを実行する際に eSIM 情報が自動削除されておりましたが、今後は eSIM 情報の削除も行うかオプションで選択できるようになりました
*1: 本プロファイルを用いることで、監視対象モードの iOS 端末に Web コンテンツの制限を設定することができます。設定方法については、以下の Apple 社サポートページの「URL構造と例」をご確認ください。
(https://support.apple.com/ja-jp/guide/deployment/depc77c9609/web)
【macOS】
- Devices 画面において、重要なアラート「一定時間応答がない」の表示及び検索に対応しました。
- Settings 画面において、一定時間応答がないデバイスの表示に関する設定項目を追加しました。
【Android】
- 新規プロファイル「Enterprise アプリ配布ポリシー」を追加しました。 *2
- 新規プロファイル「Web ショートカットポリシー」を追加しました。 *3
- WPA2 エンタープライズ を利用した Wi-Fi 接続を利用するための証明書に、独自証明書を設定できるようになりました。
- Settings 画面において、 Android 用のサービス構成設定に「独自証明書」を追加しました *4
- Settings 画面のサービス構成設定「Wi-Fi」において、セキュリティの種類で WPA/WPA2 エンタープライズを選択した場合に「ドメイン名のサフィックス」の項目を追加しました *5
*2: 本プロファイルを用いることで、任意の apk を自動インストールするか否かを Android 端末に設定することができます。詳細は弊社サポートページをご確認ください。
*3: 本プロファイルを用いることで、任意の URL を指定した Web ショートカットを Android 端末にインストールすることができます。詳細は弊社サポートページをご確認ください。
*4: 本設定で証明書とユーザーの紐付けを行うことで、サービス構成設定「Wi-Fi」においてEAPの種類に「TLS」を選択した際に、認証資格情報に独自証明書の構成を設定できるようになります。
*5: Android 14 のデバイスに対して Wi-Fi 構成を割り当てるために必要な項目です。本機能は Agent for Android 2.25.0 以上で動作します。
【ChromeOS】
- ChromeOS に対応しました。 *6
- Settings 画面において、 Mobile Device Management に ChromeOS のカテゴリが追加されます
- Settings 画面において、 ChromeOS の基本設定から Google 管理コンソールの連携、及び重要なアラートを設定できるようになります。
- Devices 画面において、ChromeOS の一覧、デバイス詳細情報、重要なアラートが表示されます。
*6: 本機能を利用するためには、Google 社の提供する Chrome Enterprise Upgrade のライセンスが別途必要です。
【共通】
- TeamViewer 連携機能を搭載しました。 *7
- 新規サービス設定「TeamViewer」を追加しました。
- Devices 画面において、デバイス詳細情報に項目「TeamViewer」を追加しました。
- Devices 画面において、デバイスに対して「TeamViewer サポートを有効化する」「TeamViewer サポートを無効化する」コマンドを追加しました。
- Devices 画面において、TeamViewer サポートを有効化したデバイスに対してサポートセッションを開始できるようになりました。 *8 *9
- Devices 画面において、デバイス一覧に新しい項目「最終実行コマンド」を追加しました。 *10
*7: 本機能を利用するためには、「CLOMO リモートデスクトップ powered by TeamViewer」オプションの契約が必要です。
*8: iOS、macOS デバイスに対してサポートセッションを開始すると、サポーターとエンドユーザー向けに2種類のリンクが生成されます。エンドユーザーにURLを共有することでデバイスと接続できます。
*9: Android、Windows デバイスに対してサポートセッションを開始すると、接続用のリンクが表示され、アクセスすることで自動的にデバイスに接続できます。
*10: 本項目はデフォルトでは非表示となっており、デバイス一覧画面上部のタブの設定でチェックを入れることで、最後に完了したコマンドが表示されます。
不具合修正項目
【iOS】
- 独自証明書プロファイルの名前を変更すると、証明書とデバイスの関連付けが削除されてしまう不具合を修正しました。
- OS アップデートのコマンドを実行する際に、同じ OS バージョンが複数表示される場合がある不具合を修正しました。
【共通】
- Devices 画面において、デバイス一覧画面とデバイス詳細画面でアラートのアイコンが異なる場合がある不具合を修正しました。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
仕様変更項目
【iOS】
- Devices 画面において、デバイス詳細画面のアプリ管理設定プロファイル一覧では、デバイスにインストールされるべきプロファイルが表示されておりましたが、今後は実際にインストールされているプロファイルが表示されるようになります。
- 以下の OS アップデートに関連するコマンドを実行するための最低 OS バージョンが iOS 9.0 から iOS 10.3 に変更されます。
- OSアップデート情報を取得
- OSアップデートをダウンロード
- ダウンロード済のOSアップデートを適用
【Android】
- Android Enterprise の初期設定において、AMAPI 方式での登録を誤って行わないよう、AMAPI 方式の登録を開始する際に注意文を追加しました。
- CLOMO アンチウィルスオプションのサービス終了に伴い、VirusScan設定プロファイルの機能が削除され、関連する設定項目が非表示になります。
【共通】
- CLOMO PANEL の内部的なアーキテクチャ変更にともない、Devices 画面の仕様が変更されます。
- 左ペインのフィルター項目の読込み中に、ローディングのアニメーションが追加されます。
- 従来の画面ではページを跨いでデバイスを選択できませんでしたが、本バージョンからページを跨いだデバイスの複数選択が可能になります。
- 利用数が少なかった詳細検索項目の削減が行われます。 *11
- デバイスを選択した際に、詳細情報が表示されるまでの処理が高速化されます。
- デバイスに実行するコマンドの一覧が、カテゴリーごとにグループ化して表示されるようになります。
- 認証局ごとに分かれていた証明書の発行・失効のコマンドを「証明書を発行」「証明書を失効」コマンドに統一し、認証局はコマンドを選択した後のオプションにて選択できるようになります。
- その他、軽微な変更が行われます。
- Devices 画面において、コマンドを予約実行に関するオプションを専用のダイアログから設定するように統一しました。
*11: 今後詳細検索で利用できる項目については、弊社サポートページをご確認ください。
仕様・制限事項
なし
注意事項
なし
今後とも CLOMO 製品をご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたします。
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