2024年7月21日 16時より、CLOMO エンドポイントセキュリティ secured by Deep Instinct の新バージョンのリリースを実施いたしますので、以下のとおりお知らせいたします。
リリースバージョン
サービス:CLOMO エンドポイントセキュリティ secured by Deep Instinct
管理コンソール: D-Appliance 7.1.0.902
Windows アプリ:D-Client: 5.1.0000.8 *1
予測モデル:D-Brain version 134 *2 *3
*1: D-Client を本バージョンにアップデートするには、管理コンソールの ポリシー > Windows > D-Client タブ において、「D-Clientを自動的にアップグレード」設定のトグルスイッチをオン(青色)に変更することで有効化し、上書き保存してください。
*2: D-Brain とは、Deep Instinct 社が提供するアプリ(D-Client)に展開され、ディープラーニングにより脅威を自律的に検知・防御する予測モデルを指します。
*3: 管理コンソールでの構成や変更を必要とせずに、展開されているすべてのシステムで D-Brain のバージョンが更新されます。
主な変更内容
機能追加/拡張項目
【Windows アプリ】
- 本アプリのインストールの直前に、アプリを利用するための前提条件のチェックが行われるようになりました。 *4
- 本アプリの再インストールを行わずに、Deep Instinct 連携機能の設定が可能になりました。
- CLI コマンドを用いて、本アプリの強制再インストール、および強制アンインストールが実行可能になりました。
- 静的解析 RELS 保護ロジックが強化され、正当な HTTP 通信に対する誤検知率が減少しました。
*4: ネットワーク接続性、トークンの有効性、URLの有効性、およびその他前提条件のチェックが行われ、1つでもチェックに失敗した場合、D-Client のインストールが中断されます。
【予測モデル】
- 新しい予測モデルを採用し、 悪意のある PDF ファイルの検出率が向上しました。
不具合修正項目
【管理コンソール】
- ポリシー > Windows > 振る舞い分析タブ において、Reflective DLL インジェクションのポリシー設定の変更が、監査ログの「既知のペイロード実行」として誤って記録される不具合を修正しました。
- レポート画面において、レポートを生成する際にタイムアウトエラーが発生することがある不具合を修正しました。
【Windows アプリ】
- ポリシー > 許可リスト > 振る舞い分析 において、許可するプロセスにワイルドカードを使用した場合、ポリシーが機能しない不具合を修正しました。
- ランタイム例外が記録され、本アプリのインストールに失敗することがある不具合を修正しました。
- 本アプリのインストール後の初期フルスキャンが開始された後、スキャンが進行しない場合がある不具合を修正しました。
- アクティブなユーザーセッション、またはログインユーザーなしの状態で本アプリのインストールを実行すると、セットアップエラーとなる場合がある不具合を修正しました。
- 管理コンソールへのファイルアップロード操作が機能しない場合がある不具合を修正しました。
仕様変更項目
なし
仕様・制限事項
【管理コンソール】
以下の既知の不具合が発見されており、今バージョンでは制限事項となります。
- SOC Administrator ロールを持つユーザーが、イベント画面からファイルのアップロードを要求できません。
- 管理対象 > デバイスリスト 画面において、タグ または MobileID フィールドの値が NULL または空の文字列として表示されることがあります。
注意事項
- リリース作業により管理コンソールのサービスが停止するため、停止期間中は管理コンソールにログインできません。停止期間は 2024年7月21日 16:00 から 19:00 までを予定しております。
- 停止期間中、 Windows アプリの動作に影響はありません。
- 停止期間中に検知されたイベントは、サーバへの接続ができるようになったあと、管理コンソールに反映されます。
今後とも CLOMO 製品をご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたします。
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