2025年10月6日深夜から2025年10月7日未明にかけて、CLOMO PANEL 新バージョンのリリースを実施いたしますので、以下のとおりお知らせいたします。
リリースバージョン
サービス:CLOMO MANAGED SERVICEs
アプリ:CLOMO PANEL Ver.1.99.0
機能追加/拡張項目
【共通】
〈Users/Org〉
- 部門管理者に、組織未所属のユーザーを管理できるオプション権限を追加しました。
〈Devices〉
- 「デバイスを削除」コマンドを実行する際、確認ダイアログ内に削除対象となるデバイス台数を表示するようになりました。
- 複数のデバイスが選択されている場合でも、単体選択時と同様に、削除されたプロファイルを含め、選択されたデバイスにインストールされているプロファイルを表示するようになりました。
〈Applications〉
- Applications 画面の全体的な仕様の変更および操作性の改善を行いました。 *1
*1: 変更点につきましては、以下のサポートページをご確認ください。
https://support.clomo.com/?p=71299
〈Settings〉
- 重要なアラート発生時において、システム管理者に加え、部門管理者およびデバイス所有者へもメールを送信することが設定できるようになりました。
- 独自証明書および iOS の独自証明書プロファイルにおいて、紐づけCSVのアップロード完了時に「完了しました」というトースト通知が表示されるようになりました。
【iOS】
〈Devices〉
- 「デバイス情報を取得」コマンドで、インターネット共有(テザリング)の設定状態も取得可能になりました。
〈Settings〉
- 制限設定プロファイルにおいて、Apple が提供する iOS 18.7 までの制限項目すべてに対応しました。 *2
※2 について
追加された制限項目につきましては、以下をご確認ください
iOS 18 以前の制限項目
- iCloud プライベートリレーを許可
- メールプライバシー保護を許可
- 管理アプリから非管理(個人)連絡先への書き込みを許可
- NFCを許可
- 迅速なセキュリティ対応アップデートのインストールを許可
- 迅速なセキュリティ対応アップデートの削除を許可
- 一時的なゲストセッションの使用を許可
- 非管理(個人)アプリから管理連絡先への書き込みを許可
- シングルAppモードによる起動を許可するアプリ
- AirPlay リクエストを受信したデバイスにペアリングパスワードの使用を強制
- デバイス上でのみ音声入力を強制
- デバイス上でのみ翻訳を強制
- 許可されたWi-Fiネットワークのみ接続を許可
- Managed Pasteboardを要求
- MacのiPhoneまたはiPadウィジェットを許可
- ライブ留守番電話の許可
- 別のマーケットプレイスからのアプリのインストールを許可
- 消去時にeSIMの保持を強制
- Webサイトからのアプリのインストールを許可
- 自動淡色表示を許可
iOS 18 以降で利用できる制限項目
- SIMの外部転送を許可
- ジェン文字を許可
- Image Playgroundを許可
- Image Wand を許可
- iPhoneミラーリングを許可
- パーソナライズされた手書きの結果を許可
- 作文ツールを許可
- 通話録音を許可
- アプリの非表示を許可
- アプリのロックを許可
- メールの要約を許可
- RCSメッセージを許可
- デフォルトブラウザ設定の変更を許可
- 外部インテリジェンスサービスの使用を許可する
- 外部インテリジェンスサービスへのサインインを許可する
- 外部インテリジェンスサービスへのサインインを許可する Workspace ID
- メールのスマート返信を許可する
- メモの転写を許可する
- メモの転写要約を許可する
- Safariでコンテンツ要約機能を許可する
- 衛星サービスへの接続と利用を許可する
- 視覚的なインテリジェンス要約を許可する
- Apple Intelligence レポートを許可する
- デフォルト通話アプリの優先順位の変更を許可する
- デフォルトメッセージングアプリの環境設定の変更を許可する
【Android】
- Applications 画面で Enterprise アプリを更新すると、対象のアプリの Enterprise アプリ配布ポリシーが適用されているデバイスに自動的に再配布する機能を追加しました。
【Windows】
〈Devices〉
- Windows アプリ配布機能をリリースしました。この機能により、MSI 形式の Windows アプリを PANEL からリモートでインストール・アンインストールできるようになりました。 *3
- Windows アプリを組織の自動インストールアプリケーションに設定できるようになりました。
- デバイス詳細画面から、Windows アプリのインストール状況を確認できるようになりました。
*3: MSI 形式のアプリをパッケージ化し、CLOMO PANEL に登録することで、Windows デバイスに配布することが可能です。Windows アプリパッケージツールは、CLOMO PANEL よりダウンロードいただけます。EXE形式など、その他のアプリケーション形式にも今後対応予定です。
〈Applications〉
- MSI 形式の Windows アプリをCLOMO PANEL にアップロードできるようになりました。
〈Settings〉
- CLOMO MOBILE APP PORTAL 設定画面において、Windows アプリパッケージツールをダウンロードできるようになりました。
- Windows アプリを全社の自動インストールアプリケーションに設定できるようになりました。
不具合修正項目
【共通】
- Windows 版 Excel で編集・保存した CSV ファイルをインポートするとエラーが発生する不具合を修正しました。
- 各ページの一覧画面で項目を選択すると、リストの最下部までスクロールすることがある不具合を修正しました。
【iOS】
- VPPライセンスの自動剥奪に関する不具合を修正しました。それに伴い、 CLOMO PANEL Ver.1.98.2 で一時的に非表示となっていた、Devices画面の「アプリケーションをアンインストール」コマンド、およびApplications画面の「デバイスからアンインストールする」コマンド選択時の「VPPライセンスの自動剥奪」オプションが再度有効化されました。
〈Devices〉
- CLOMO MDM との通信記録があるにもかかわらず、「登録時以来応答がありません」というアラートが表示される不具合を修正しました。
- VPPトークンが無効であるにもかかわらず、VPPライセンスが付与されていると表示される不具合を修正しました。
〈Settings〉
- サービス接続設定プロファイルの VPN サービス構成において、接続タイプを「IPsec」以外に設定していると、共有シークレットの値が送信されない不具合を修正しました。
〈CLOMO MOBILE APP PORTAL〉
- インハウスアプリをモバイル通信でインストールする際、有効期限が意図せず短い期間に設定されてしまう不具合を修正しました。
仕様変更項目
【共通】
- CLOMO PANELのUIを改善し、リスト機能の操作性を向上させました。これにより、iOSの「アプリケーションのインストールを通知」コマンドでのアプリ選択時や、部門管理者の管理対象組織の選択時などに、ドロップダウンリストから項目を選択すると同時にリストへの追加が行われるようになり、従来の「○○を追加する」ボタンは廃止されました。
- CLOMO PANELの動作に問題が発生した場合、エラー画面にステータスダッシュボードへのリンクが表示されるようになりました。
〈Users/Org〉
- 誤操作防止のため、ユーザー/組織のインポート時に「全更新」を選択すると警告ダイアログが表示されるようになりました。
- 組織コードの表示を統一し、未設定の組織にも自動採番されたコードを表示するようになりました。また、組織作成時の組織コード入力が必須となります。
〈Devices〉
- デバイス詳細画面における位置情報履歴の取得時刻表示を、相対時刻表示(昨日 hh:mm に取得)から絶対時刻(yyyy/mm/dd hh:mm に取得)表示へ変更しました。
- デバイス一覧画面において、別のページでデバイスを選択している場合、現在のページで選択されているデバイスが0件であっても、右ペインに選択情報が表示され続けるように変更しました。
【Android】
- Android ストレージ削除機能のサポート終了に伴い、以下の項目が非表示になります。
- Settings > Android 管理プロファイル > 緊急デバイス制御ポリシー > 削除対象データ「デバイスストレージ」
- Devices > Android >「SDカードデータ消去」コマンド
〈Devices〉
- Android デバイスの電話番号の +81 表記を 070/080/090 表記に変更しました。
〈Settings〉
- Android 5 ドコモケータイ・ガラホ向けの APK ファイルは、サポート対象外となるため、リンクが非表示になります。
仕様・制限事項
- VPP自動配布機能を使用して iOS デバイスにアプリをインストールした場合、Devices 画面の「Export」>「アプリケーション情報」でエクスポートしたCSVファイルの「VPPの場所」列に正しい情報が表示されるまで時間がかかる場合があります。
- Applications 画面の「Export」>「VPPライセンス情報」でエクスポートしたCSVファイルにおいて、VPPライセンスの「ライセンスID」列に正しい情報が表示されるまで時間がかかる場合があります。
- VPPトークンの有効期限が切れている状態でライセンス同期を実行した場合、期限切れのトークンは実際にはスキップされていますが、Reports 画面のログに「VPPライセンスの同期に成功しました」と表示されます。
注意事項
なし
今後とも CLOMO 製品をご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたします。
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