「新しいエンタープライズ App 作成者の信頼を許可」のチェックを外した場合(許可しない)、アプリのインストール自体に影響はありませんが、インハウスアプリの起動に関わる信頼操作に影響があります。
信頼操作は、デバイス上で起動するアプリの開発元がはじめての場合、その開発元を信頼するための操作であり、デバイス側で信頼操作をおこなわなければアプリの起動ができません。
「新しいエンタープライズ App 作成者の信頼を許可」の制限項目は、その信頼操作に関する制限であることから信頼操作を実施する画面に影響があります。
- 制限を適用しない → 信頼操作が可能
- 制限を適用する → 信頼操作が不可(「 "※ 開発元企業"を信頼 」の選択がおこなえない)
以上のことから、アプリ自体のインストールは可能ですが、信頼操作をおこなえないため、アプリの起動ができません。
しかし、アプリケーションのインストール時に Managed Apps としてインストールした場合は、管理状態(Managed)にあるアプリ=信頼されているアプリとみなされるため、信頼操作をしなくてもアプリが起動できます。
そのため、CLOMO を利用して必ず Managed Apps としてインストールする運用の場合には、「新しいエンタープライズ App 作成者の信頼を許可」の制限項目は直接の影響はありません。
ただし、Web からダウンロードが可能な開発元不明アプリや、管理者が意図しないインハウスアプリの利用を試みた場合での信頼操作がおこなえないため、セキュリティの観点から有効な制限項目です。
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