一覧
- プロファイルのインストールは、デバイスがオンライン状態であれば、必ず実行(適用)されるか
- 「連絡先」を制限する方法
- メールの送信先を制限することはできるか。また、特定の送信元のメールのみが受信できるような設定は可能か
- パスコードの設定プロファイルで特定パスコードを初期値として設定できるか
- YouTube アプリを制限した場合、ブラウザからのアクセスも制限されるか
- MDM Agent for iOS 設定プロファイルで位置情報の通知設定を変更した場合、デバイス側にどのような影響があるか
- CLOMO でしか作成できないプロファイルはあるか
- カスタムプロファイルを Settings から削除した場合、適用済みのデバイスにどのような影響があるか
- 一部の Web クリップのみを無効(非表示)にする方法
iOS のプロファイルに関するご質問
プロファイルのインストールは、デバイスがオンライン状態であれば、必ず実行(適用)されるか
iOS デバイスは OS の仕様上、デバイスがオンラインであっても、スリープ状態(パスコードがかかったロック状態)である場合、プロファイルのインストールは実行(適用)されず保留状態となります。
その後、デバイスのスリープ状態が解除されたタイミングで適用されます。
詳細につきましては、「【iOS】構成プロファイルがインストールできない(Reports 画面のログに「NotNow」と表示される)」もご参照ください。
「連絡先」を制限する方法
制限設定プロファイル にて、iPhone の「連絡先」アプリを非表示にすることができますが、「電話」アプリからは連絡先情報を参照することができます。なお、「電話」アプリは iOS の仕様上、非表示にできません。
メールの送信先を制限することはできるか。また、特定の送信元のメールのみが受信できるような設定は可能か
iOS の仕様により、MDM でメールの送受信の制限することはできません。
なお、制限設定プロファイル にて、メールアカウントの追加を制限して、メールの機能自体を利用できなくすることは可能です。
パスコードの設定プロファイルで特定パスコードを初期値として設定できるか
iOS の仕様として、MDM の機能で特定のパスコードを指定する(強制させる)ことはできません。
パスコード設定プロファイル にて、パスコード設定のルールを定めることはできますが、特定のパスコードそのものを設定することはできません。
そのため、パスコード設定プロファイルでパスコード設定のルールを定めた後は、プロファイル適用後、デバイス上での操作にて条件に合ったパスコードを指定する必要があります
YouTube アプリを制限した場合、ブラウザからのアクセスも制限されるか
制限設定プロファイルでのApp の使用制限 では、アプリの利用のみ制限するため、ブラウザからのアクセスは制限できません。
ブラウザでの YouTube の閲覧を制限したい場合は、iOS 純正アプリである Apple Configurator の「コンテンツフィルタ」項目でアクセスを制限したい URL を指定したプロファイルを作成して、カスタムプロファイル としてデバイスに適用してください。
MDM Agent for iOS 設定プロファイルで位置情報の通知設定を変更した場合、デバイス側にどのような影響があるか
MDM Agent for iOS 設定プロファイル をインストールした際に、プロファイルで設定した位置情報の通知設定がデバイス側で通知されることはありません。
しかし、CLOMO MDM Agent for iOS アプリが位置情報を取得するため、デバイスの設定によっては画面上部に「CLOMO MDM が位置情報を利用中」というような表示が出る場合がございます。
対策として、設定アプリから CLOMO MDM アプリの位置情報の設定を「常に許可」にすることで、そのような表示もされなくなります。
なお、CLOMO MDM Agent for iOS アプリを利用する際に、「位置情報取得」を許可するかどうかの確認は必ず利用者に通知されます。
CLOMO でしか作成できないプロファイルはあるか
シングル App モードプロファイル 、及び ホーム画面レイアウト設定プロファイル は、CLOMO PANEL 上でのみ作成できるプロファイルです。Apple Configurator では作成できません。
カスタムプロファイルを Settings から削除した場合、適用済みのデバイスにどのような影響があるか
カスタムプロファイル を削除した場合、CLOMO PANEL から削除されるのみで、デバイスに適用済みのプロファイルがデバイスからアンインストールされるわけではありませんので、プロファイルは適用されつづけたままとなります。
しかしながら、デバイスに残存しているカスタムプロファイルが、どこからインストールされたものなのか、という情報が CLOMO PANEL から無くなるため、デバイスでご利用中のプロファイルの削除についてはお勧めしておりません。
カスタムプロファイルを削除したい場合は、デバイスからのアンインストールを完了した後に、CLOMO PANEL からも削除するという流れで運用のご検討をいただけますと幸いです。
なお、カスタムプロファイルを自動適用プロファイルに設定していた場合は、プロファイルの削除をおこなうと、同一プロファイルがインストールされているデバイスへプロファイルの削除コマンドが実行されます。
一部の Web クリップのみを無効(非表示)にする方法
現状、iOS の Web クリップのアプリの識別子は「com.apple.webapp」の共通になっているため、一部の Web クリップのみを無効にすることができません。
現状キャリア配布の Web クリップの場合も、Web クリッププロファイル を利用した Web クリップ配布の場合も同じ識別子になっているため、MDM の構成プロファイルのアプリ制限の仕組みを利用する以上、対応することができません。
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