iOS デバイスには複数の構成プロファイルをインストールすることができますが、プロファイルに異なる項目が設定されていた場合、それぞれの設定が反映されます。
また、同一の項目が設定されていた場合は、その設定項目は重複して適用され、セキュリティー強度が高い(より複雑な)内容は優先してデバイスに適用されます。
また、制限設定プロファイルの場合、例えば制限項目「App の削除を許可(監視対象のみ)」のように、監視対象のデバイスにしか適用できない項目もあります。
監視対象ではないデバイスに対し、監視対象にのみ適用できる制限項目を適用しないようご注意ください。
インストールするプロファイルの例
- プロファイル A = パスワード6桁制限 / カメラ制限 /メール制限 /
- プロファイル B = パスワード4桁制限 / カメラ制限 / App Store 制限 /
上記プロファイルを同一のデバイスへインストールした場合、それぞれのプロファイルで構成されている制限設定がすべてデバイスへ適用されます。
しかし、パスワード制限や自動ロックなど、その桁数や英数字必須などの設定値が関わる内容は、セキュリティ強度が強い設定が優先されます。
例示した2つのプロファイルを同一デバイスへインストールした場合、以下の結果となります。
プロファイルインストール後のデバイス側の制限
- パスワード6桁制限 / カメラ制限 / メール制限 / AppStore 制限 /
結果として、どのプロファイルの設定内容が優先されるか、という動作ではなく、プロファイル内の構成内容に従って、それぞれ個別の制限項目がデバイスへ作用します。
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