Apple ID を利用して VPP を利用するには、ユーザー向け VPP の機能を利用します。
ユーザー向け VPP の利用には、Users 画面あるいは Devices 画面から、Apple ID へ VPP アプリケーションのライセンスの付与が必要です。
目次
- VPP アカウントを登録する
- VPP サービスへの参加招待(メールで通知)
- VPP サービスへの参加招待(所有デバイスに通知)
- VPP アプリケーションライセンスを付与する
- VPP アプリケーションライセンスを剥奪する
VPP アカウントを登録する
ユーザー向けアプリケーションライセンスの付与は、VPP サービスに登録されたユーザー(VPP アカウント)が対象です。
はじめに、管理配布の対象の CLOMO ユーザーで Apple ID の認証をおこない、VPP アカウントの登録を行います。
※ 複数のデバイスで同一の Apple ID を利用された場合、VPP ライセンスの付与が正常におこなわれない場合があります。
手順1:VPP アカウントを登録する CLOMO ユーザーを作成する
1. CLOMO PANEL から「Users/Org」を選択します。
2. Volume Purchase Program を利用させたいユーザーを選択します。
3. 「このユーザーの操作」から、「VPP アカウントの作成と登録」を選択します。
4. 「実行」を選択します。
手順2-A:Users 画面から VPP サービスに招待する
1. VPP アカウントを登録する CLOMO ユーザーを再選択します。
2. 「このユーザーの操作」から、「VPP サービスへの参加招待」を選択します。
3. 参加招待の通知方法を「メールで通知」、「所有デバイスに通知」から選択します。
4. 「実行」を選択します。
※「所有デバイスに通知」を選択する場合、事前にデバイスとの関連付けが必要です。関連付けがおこなわれていない場合、通知されません。
手順2-B:Devices 画面から VPP サービスに招待する
1. CLOMO PANEL から「Devices」を選択します。
2. VPP アカウントを登録する CLOMO ユーザーが所有者となっているデバイスを選択します。
※デバイスとユーザーの関連付けをおこなってください。
3. 「このデバイスの操作」から「VPP サービスへの参加招待」を選択します。
4. 「対象となる所有者」を選択します。
5. 参加招待の通知方法を「メールで通知」、「所有デバイスに通知」から選択します。
6. 「実行」を選択します。
7. 確認ダイアログが表示されたら、「OK」を選択します。
VPP サービスへの参加招待(メールで通知)
ユーザーに対して、「VPP サービスへの参加招待」を「メールで通知」でおこなうと、そのユーザーのメールアドレスにメールが配信されます。
※Apple ID へのサインインがおこなわれていない場合、必ずサインインをおこなってください。
「アプリケーション割り当て設定のご案内」メールに記載されている URL を選択すると、利用条件などについての同意画面が表示されます。
利用規約を確認後、同意することで、アプリケーションの割り当てが許可されます。
アプリケーションの割り当てが許可された後、次のステップ「VPP ライセンスの付与」をおこなうため、登録状態の確認がすぐに必要な場合は、「Users/Org」画面から「このユーザーの操作」コマンドの「VPP アカウントの状態取得」を選択し、手動での更新をおこなってください。
手動での確認をおこなわない場合、認証が完了した後も、VPP アカウントの登録状態が CLOMO PANEL へ反映するまでに最低1日程度の時間が必要です。
VPP サービスへの参加招待(所有デバイスに通知)
「VPP サービスへの参加招待」を「所有デバイスに通知」でおこなうと、そのユーザーが所有するデバイスに対し、割り当て許可についての同意メッセージが表示されます。
1. 「App とブックの割り当てを許可しますか?」ダイアログメッセージの「続ける」を選択します。
※Apple ID へのサインインがおこなわれていない場合、必ずサインインをおこなってください。
2. 利用条件などの同意画面が表示されたら、利用規約を確認後、「同意する」を選択します。
3. 再度、利用規約についてのメッセージが表示されるため、「同意する」を選択します。
4. 「割り当てを許可」の画面が表示されたら、「OK」を選択し、終了します。
アプリケーションの割り当てが許可された後、次のステップ「VPP ライセンスの付与」をおこなうため、登録状態の確認がすぐに必要な場合は、「Users/Org」画面から「このユーザーの操作」コマンドの「VPP アカウントの状態取得」を選択し、手動での更新をおこなってください。
手動での確認をおこなわない場合、認証が完了した後も、VPP アカウントの登録状態が CLOMO PANEL へ反映するまでに最低1日程度の時間が必要です。
VPP アプリケーションライセンスを付与する
CLOMO ユーザーの「VPP アカウント」の状態が使用中になると、VPP アプリケーションのライセンス付与ができるようになります。
VPP アプリケーションのライセンスを付与することで、該当する CLOMO ユーザーに関連付くデバイスでアプリケーションがダウンロードできます。
VPP アプリケーションのライセンス付与は「Users/Org」画面、または「Devices」画面からおこなうことができます。
ここでは「Users/Org」画面からの実行手順をご案内します。
※「Users/Org」画面と「Devices」画面のどちらから設定しても同じ機能です。
1. CLOMO PANEL から「Users/Org」を選択します。
2. VPP アカウントを登録したユーザーを選択します。
3. 「このユーザーの操作」から「VPP アプリケーションライセンスの付与」を選択します。
4. ライセンスの更新をおこなったアプリケーションが、「VPP ライセンスを付与するアプリケーション を選択」に表示されたら、付与したいアプリケーションを選択します。
5. 「実行」を選択します。
6. 付与が完了すると、「VPP 管理配布」欄にある「割り当て済みアプリケーション」に、付与したアプリケーションが表示されます。
VPP アプリケーションの付与が完了すると、MOBILE APP PORTAL へ登録したおすすめアプリケーションと同様に、配布可能となります。
VPP アプリケーションライセンスを剥奪する
VPP アプリケーションのライセンスが付与されたユーザーに対して、ライセンスの剥奪をおこないます。
ライセンスを剥奪すると、VPP 管理配布のライセンス数が回復します。
剥奪に関しても、「Users/Org」画面、または「Devices」画面からおこなうことができます。
ここでは「Users/Org」画面からの実行手順をご案内します。
1. CLOMO PANEL から、「Users/Org」を選択します。
2. VPP アプリケーションライセンスを剥奪するユーザーを選択します。
3. 「このユーザーの操作」から、「VPP アプリケーションライセンスの剥奪」を選択します。
4. ライセンスを付与したアプリケーションが、「VPP ライセンスを剥奪するアプリケーションを選択」に表示されるため、剥奪するアプリケーションを選択します。
5. 「実行」を選択します。
6. 剥奪が完了すると、「VPP 管理配布」欄にある「割り当て済みアプリケーション」から該当のアプリケーションが削除されます。
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