指定したアプリケーションのみを起動可能にしたい場合、Android Enterprise の Dedicated device モードを利用することをおすすめしていますが、デバイスを Dedicated device モードとして CLOMO MDM 管理下に登録しただけでは、起動可能なアプリケーションを限定できません。「専用端末プロファイル」をデバイスに設定することで、Dedicated device モードの専用端末機能が利用できるようになります。
目次
専用端末プロファイルの作成
Android デバイスの特定アプリのみを利用できる状態にして、ほかのデータやアプリを閲覧、操作できなくします。
※Dedicated device モード以外のデバイスにインストールはできません。
手順:専用端末プロファイルを作成する
1. 「Settings」画面の「Mobile Device Management」から、「Android」を選択します。
2. 「専用端末プロファイル」の「新規プロファイルを作成」を選択します。
3. 各項目を設定します。
一般設定
プロファイル名 | 作成するプロファイルの名前を入力します。設定は必須です。 |
説明 | 作成するプロファイルの説明を入力します。 |
詳細設定
利用可能なアプリリスト
ダウンロード | 許可リストの一覧を CSV 形式でダウンロードします。 |
アプリを追加する | 入力欄に利用可能にしたい対象アプリのパッケージ名を入力し「+アプリを追加する」を選択します。パッケージ名の取得方法は「アプリケーション ID の照会」をご参照ください。 |
ファイルからアプリを追加する | CSV ファイルをアップロードして追加します。 |
デフォルト起動アプリ | デバイス起動時に、自動的に起動するアプリを指定します。 |
キーガード制御 | 画面ロック時のパスワードが設定されていない場合にキーガードを無効化します。 ※ パスワードが設定されている場合、この制限は反映されません。 |
ステータスバー制御 | 画面の固定が解除された場合のステータスバー表示を制限します。 ※ 画面が固定されている間は、この設定内容に関わらず、必ずステータスバーの表示が制限されます。 |
スリープモード制御ポリシー | デバイスが電源供給されている間のスリープモード設定をおこないます。 |
通知バー | 通知バーの表示を制限します。 |
電源オプション | 電源ボタンを長押しすると表示されるグローバルメニューを制限します。 |
最近のタスクリスト | ナビゲーションバーのタスクリストボタン(四角のボタン)を制限します。 |
システム画面の表示制御 | システム画面の表示を制御します。 |
導入ヒントの表示制限 | デバイスの初回起動時に、導入ヒントの表示を制限します。 |
4. 「追加」を選択して保存します。
プロファイルを適用する
手順:作成したプロファイルをデバイスに適用する
1. 「Devices」画面から、プロファイルをインストールしたいデバイスを選択します。
2. 「このデバイスの操作」のプルダウンリストから、「専用端末プロファイルをインストール」を選択します。
3. インストールしたい専用端末プロファイルをプルダウンリストから選択し、「実行」を選択します。
※ほかのプロファイルと同様、自動適用プロファイルに設定することも可能です。設定方法については 自動適用プロファイルを設定する をご確認ください。
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