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OS アップデートについては、基本的には各 OS とも最新の OS へのアップデートを推奨しているため、お客さまの環境で利用しているアプリケーションなどが最新の OS に対応していない状態に、ユーザーが誤って OS のアップデートをおこなってしまい、業務に支障が出てしまうことがあります。

CLOMO では、iOS・Android・Windows の OS のアップデートの一定期間遅延が可能です。

OS アップデート抑制利用時の注意点

iOS/macOS

OS アップデート抑制が利用可能なデバイス、日数

iOS 11.3 以上の監視モード、macOS 10.13.4 以上のバージョンでのみ利用できます。

制御可能な日数は1〜90日です。

※ iOS 11.3 から iOS 11.3.1 のデバイスでは CLOMO PANEL の「OS アップデート」コマンドが実行できません。
「ソフトウェア・アップデートの遅延」項目に制限がかかっていないかを確認し、設定している場合は一度解除してから手動でアップデートをおこなってください。

Android

システムアップデート制限で制限可能なデバイスは以下のとおりです。

制御項目アップデートを制限する通知を受けてから一定期間アップデートさせない指定した時間帯にのみアップデートする自動でアップデートする
端末条件Fully Managed Device モード
Dedicated device モード
COMP モード
レガシーモードかつ Xperia
Fully Managed Device モード
Dedicated device モード
Work Profile on company-owned モード
COMP モード
Fully Managed Device モード
Dedicated device モード
Work Profile on company-owned モード
COMP モード
Fully Managed Device モード
Dedicated device モード
Work Profile on company-owned モード
COMP モード
適用条件docomo のシステムアップデートアプリ(com.nttdocomo.android.osv)がインストールされているデバイス新しいシステムアップデートの通知を受けてから最大30日間CLOMO MDM Agent for Android のバージョンが 2.17.0 以上新しいシステムアップデート通知を受けた場合
仕様セキュリティアップデートを含むすべてのシステムアップデートを制限する重要なセキュリティアップデートは、この制限の影響を受けずアップデートされる管理者が指定した時間帯にのみシステムアップデートを実行
指定した時間帯にOSアップデートを試みた時点から30日間アップデートが実行されなかった場合、手動でのアップデートが必要
自動でアップデートを実行

「アップデートを制限する」につきましては、デバイスに docomoのシステムアップデートアプリである
「ソフトウェアアップデートアプリ( com.nttdocomo.android.osv )」がインストールされていることが適用条件となります。
2020年6月以降に発売された機種では Android OS の仕様変更により、システムアップデートアプリがインストールされていない場合がありますのでご注意ください。

制御項目を「通知を受けてから一定期間アップデートさせない」と設定した場合、システムアップデート制限が可能な期間は最大30日間です。

アップデート実施前に新しい OS アップデート通知が届いた場合は、期間がリセットされ、最新のアップデート通知から30日間アップデートが制限されます。

  • 例1)8月1日にアップデート通知が来て、8月1日に制限設定を適用した場合
  • 例2)8月1日にアップデート通知が来て、8月15日に制限設定を適用した場合

Windows

iOS と Android と違い、OS のアップデートで制限可能な項目が多いため、必要な項目を設定してください。

OS アップデートの抑制方法