2025年4月27日 19時より、CLOMO エンドポイントセキュリティ secured by Deep Instinct の新バージョンのリリースを実施いたしますので、以下のとおりお知らせいたします。
リリースバージョン
サービス:CLOMO エンドポイントセキュリティ secured by Deep Instinct
管理コンソール: Data Security X Console v7.2.2.903 *1
Windows アプリ:Data Security X for Endpoints Windows Agent v5.2.0000.2 *2
機能追加/拡張項目
【管理コンソール】
- マネージド SMTP サーバーのサポートに対応しました。*3
- 管理者アカウントに対して、サインインの認証方法を定義できるようになりました。
【Windows アプリ】
- 以下のリストにおいて、 Windows 環境変数のサポートに対応しました。 *4
・ファイルパス許可リスト
・スクリプトパス許可リスト
・振る舞い分析許可リスト
・フォルダ除外リスト
・プロセス除外リスト
- イベントリストおよびイベント詳細ページからスクリプトコマンドを許可リストに追加する場合、改行を含むスクリプトコマンドのサポートに対応したことで、スクリプトの詳細が見やすくなりました。
- イベント詳細ページの「詳細」フィールドに表示される「スクリプト」リンクから、スクリプトコマンド全体をプレビューできるようになりました。
不具合修正項目
【管理コンソール】
- API にアクセスできない不具合を修正しました。
- 設定 -> 導入 画面から Android 向けに導入メールを送信する際、受信者が MSPトークンと一致しないインストールトークンを受け取ってしまう不具合を修正しました。
- 管理者アカウントのロール権限への変更が保存できない不具合を修正しました。
- 多要素認証(MFA)の通知メールが遅延する不具合を修正しました。
- 多要素認証(MFA)機能が、システムログイン時に認証メールをユーザーに送信していなかった不具合を修正しました。
- デバイスリスト/デバイス詳細/イベント詳細/ダッシュボードのページにおいて、デバイス上のBrainバージョンではなく、最新のBrainバージョンが反映されていた不具合を修正しました。
- サーバーアップグレード後にSMTPサーバー設定が保持されず、多要素認証(MFA)メールの配信に影響が出ていた不具合を修正しました。
- DSX Consoleアップグレード後、MSP管理者アカウントの新しいスケジュールレポート設定を追加できない不具合を修正しました。
- 読み取り専用の権限を持つユーザーが、DSX Consoleのリリースノートおよびレポートのページを読み込めなかった不具合を修正しました。
- タグ規則(タグ更新)を使用してデバイスを別のグループに再割り当てする際、すべてのデバイスが正常に割り当てられなかった不具合を修正しました。
- APIまたは手動で登録したデバイスをグループおよびポリシーに割り当てることができなかった不具合を修正しました。
- 一部の通知が、ユーザー操作なしに既読となり表示されなくなる不具合を修正しました。
- 「テナント閲覧者」の管理アカウントがレポートページにアクセスできず、ダッシュボードにリダイレクトされていた不具合を修正しました。
- 「テナント閲覧者」の管理権限を付与したアカウントを、管理者、アカウント管理者、SOC管理者、または読み取り専用などのロールにアップグレードされた後、アップグレードされたロールで正常にログインできなかった不具合を修正しました。
- 「アカウント管理者」タイプの管理者の削除時にエラーが発生することがある不具合を修正しました。
- 「スクリプトを許可リストに追加」ダイアログに、コマンドおよびパスの設定オプションが正しく表示されていなかった不具合を修正しました。
- エクスポートされたイベント情報で「[object Object] 」と表示されてしまう不具合を修正しました。
- Windows ポリシーのスケジュールスキャン頻度または時間設定の変更に関する監査ログエントリが重複していた不具合を修正しました。
- 「役割と権限」設定で異なるユーザーロールを選択した際に、各ロールの権限が正確に表示されていなかった不具合を修正しました。
- ダッシュボードに表示される「非準拠デバイス」の数が、イベント画面の「アクション:非準拠」でフィルタリングしたイベントリストに表示されるデバイスの数と一致していなかった不具合を修正しました。
- 許可リストエントリの「追加日」フィールドに表示される日付が正しくなかった不具合を修正しました。
【Windows アプリ】
- 振る舞い分析のランサムウェア VSS イベントでパス、ハッシュ、ファイルサイズなどのイベント詳細が欠落する不具合を修正しました。
- 振る舞い分析のランサムウェア VSS イベントのプロセス情報が正しく表示されない不具合を修正しました。
- 悪意のある PowerShell コマンド実行ファイルとして分類されたスクリプトコマンドを許可リストに追加できない不具合を修正しました。
- 日本語のような UTF-16 エンコードされた文字を持つ JavaScript エントリを許可リストに追加できない不具合を修正しました。
- DeepASC.dll からのハッシュ情報を取得できない不具合を修正しました。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
仕様変更項目
【管理コンソール】
- Data Security X(以下「DSX」と表記) Consoleの UI および EULA ページで使用される用語が更新されました。
Console UI:
• D-Client -> Agent
• D-Appliance -> Console
• D-Brain ->Brain
• D-Cloud -> Reputation Services
EULA:
• Deep Instinct Prevention for Endpoints -> DSX for Endpoints
• Deep Instinct Prevention for Applications -> DSX for Applications
• Deep Instinct Prevention for Cloud -> DSX for Cloud - DSX Console から外部サイトへ移動する際に、警告メッセージが表示されるようになりました。
- DSX Console から管理者複数にメール送信する場合、宛先フィールドの代わりに Bcc フィールドを使用するようになりました。
仕様・制限事項
【Windows アプリ】
- 振る舞い分析許可リストに高度なプロセス設定を追加する場合、UTF-8 の2バイトおよび3バイト文字(日本語、ヘブライ語など)は対応していません。
注意事項
*1: Data Security X(DSX) Console とは、Deep Instinct の管理コンソール D-Appliance の新名称です。*2: Data Security X(DSX) for Endpoints とは、Deep Instinct のアプリ D-Client の新名称です。
*3: これにより、管理者がSMTPサーバーを設定せずに信頼性の高いメール配信ソリューションを利用できます。
*4: 標準的な Windows OS 変数: (%windir%、%programfiles% など)と、組織固有のパスを表すカスタム変数を利用できます。
今後とも CLOMO 製品をご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたします。
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