OneBe サービスが監視ポリシー違反を検知した場合、CLOMO PANEL 上にアラートメッセージが表示されます。基本的には違反しているポリシーの条件に従うことで、アラートは解除されますが、その他に違反状態から回復するための方法についてご説明します。
目次
監視ポリシーに違反している要因は、以下のとおりです。
監視ポリシー違反の原因 | 説明 |
AC Adapter | AC アダプターが起因するポリシー違反 |
Bluerooth Connection | Bluetooth デバイスが起因するポリシー違反 |
Default Gateway Address | デフォルトゲートウェイが起因するポリシー違反 |
SSID | SSID が起因するポリシー違反 |
Location | 位置情報が起因するポリシー違反 |
Illegal format on setting.bin | 監視ポリシーのフォーマット違反が起因するポリシー違反 |
setting.bin is removed | 監視ポリシー設定ファイルの削除が起因するポリシー違反 |
Lost Network Connection | ネットワーク接続が起因するポリシー違反 |
setting.bin is renamed | 監視ポリシー設定ファイルのリネームが起因するポリシー違反 |
Timer | 疎通確認が起因するポリシー違反 |
※ Windows デバイスに適用されている監視ポリシー設定ファイル(setting.bin)の削除/リネームはおこなわないでください。削除/リネームをおこなった場合、後述の回復方法が適用できず CLOMO PANEL から監視ポリシーを削除する必要があります。
OneBe サービスが監視ポリシー違反を検知した場合、違反したデバイスの原因を解消するには以下の方法をおこなってください。
違反しているポリシーの条件に従う
アラートメッセージに記載されている監視ポリシー違反の原因を、解消します。
- 例:指定外の SSID に接続していた場合、指定されている SSID に接続しなおす
USB を使用する
UnlockKey タグに設定した解除パスワードを記述した unlock.txt をルートフォルダーに置いた USB メモリを、回復させたいデバイスに接続します。
※ USB メモリをデバイスに接続している間、アンロック状態が継続されます。
SD カードを使用する
UnlockKey タグに設定した解除パスワードを記述した unlock.txt をルートフォルダーに 置いた SD カードを、回復させたいデバイスに接続します。
QR コードを使用する
UnlockKey タグに設定した解除パスワードから作成した QR コードを回復させたいデバイスに読み取らせます。
※ UseQr タグの設定値が「true」である必要があります。
※ QR コードによるアンロックは一時的なものです。Interval で指定した時間を経過、もしくは、QR コードによるアンロック中に PC を再起動した場合は、再びロック状態となります。
※ QR コードの作成は、 QR コード生成アプリやウェブサイトからおこなってください。
※ QR コードを読み込むカメラは機種に依存します。前面カメラで読み込まれない場合、背面カメラでご確認ください。その際、カメラの起動ランプが点灯していることをご確認ください。
LockNow を使用する
LockNow を使用した強制ロック状態からの回復は、以下の手順でおこなってください。
1. デバイスが強制ロック状態(LockNow = 1)である監視ポリシーが適用されていることを確認します。
2. デバイスを強制アンロック状態(LockNow = 2)である監視ポリシーを適用します。
3. 監視ポリシー解除(Policies = 0)の監視ポリシー設定を適用します。
※ UseSoundArarm タグの設定値が「true」である場合、強制アンロック適用後もアラームが鳴り止まない場合があります。
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