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MDM プッシュ通知用証明書の年次更新作業を別の Apple ID でおこなう

MDM プッシュ通知用証明書の年次更新作業には、現在利用中のプッシュ通知用証明書(UID が同一の証明書)の更新が必要です。

別の Apple ID では利用中のプッシュ通知用証明書が表示されないため、別の Apple ID で更新作業をおこなうことはできません。

もし、MDM プッシュ通知用証明書の更新時に別の Apple ID を用いて更新作業を実施した場合、デバイスに登録している証明書とサーバー上の証明書の情報が異なり、デバイスと CLOMO の疎通が取れなくなります。

この場合、管理下すべての iOS デバイスで MDM 構成プロファイルの削除と再インストール(管理下への再登録)作業が必要となりますので、ご注意ください。

MDM 構成プロファイルの削除については「MDM 構成プロファイルをアンインストールする」をご参照ください。
MDM 構成プロファイルの再インストールについては「MDM 構成プロファイルを直接インストールする場合のセットアップ」をご参照ください。

※ 別の Apple ID で更新作業を実施してしまった場合、改めて本来の Apple ID で更新作業をおこなうことができれば、デバイスとの疎通は回復します。

プッシュ通知用証明書の発行に利用している Apple ID を別の ID に引き継ぐ

なお、Apple 社側の対応で、プッシュ通知用証明書の発行に利用している Apple ID を別の ID に引き継ぐことが可能です。

引き継ぎ後の Apple ID で年次更新をおこなった場合、現在利用中のプッシュ通知用証明書の情報も引き継がれているため、MDM 構成プロファイルの再インストール作業は不要となります。

Apple ID の引き継ぎをご希望される場合は、「Apple プッシュ通知サービスの証明書に関する Apple へのお問い合わせ」から Apple 社へお問い合わせください。

また、Apple 社へお問い合わせの際、プッシュ通知用証明書に関する情報の提供を求められた場合は、CLOMO PANEL 内「Settings」画面の「Mobile Device Management」から、「iOS/macOS」の「基本設定」を選択し、「システム構成情報」欄に表示される内容を参考に、必要な情報を提供してください。

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