CLOMO PANEL 新バージョンにおける仕様変更について
平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
2018年8月20日(月)深夜に CLOMO PANEL および、MDM Agent for Android の新バージョンリリースを予定しています。
本リリースに伴う仕様変更について、あらかじめご案内いたします。
◆主な変更内容
Android Enterprise 関連画面の変更
Android Enterprise のCOMP(Corporate Owned Managed Profile)モードに対応するにあたり、CLOMO PANEL において Android Enterprise 関連項目の新規追加、削除、変更が行われます。
※ COMPモードの詳細については、後日ご案内する「リリースノート」をご覧ください。
- 「Google play for Work」表記を「Managed Google Play」に変更します。
[ Settings ]
- [ MDM Android ] に「Android Enterprise 初期設定」項目を追加します。
- [ MDM Android ] – [ 基本設定 ] – [ Android Enterprise 設定 ] の「システムアプリケーション」項目を「Android Enterprise 初期設定」内に移動します。
※ 現在同設定項目をご利用のお客様は、設定項目を自動的に移行します。
- [ MDM Android ] – [ 基本設定 ] – [ 自動適用プロファイル ] に「Android Enterprise 初期設定」項目を追加します。
- [ MDM Android ] – [ 管理プロファイル ] の 「OS アップデート制御」が「システムアップデート制御」に変更され、DeviceOwner モードもしくは COMP モードであれば、Xperia 以外のデバイスでも制御が可能となります。
- また、制御方法に「通知を受けてから一定期間アップデートさせない」と 「自動でアップデートする」の項目が追加されます。
- [サービス設定] – [ Mobile Device Management ] – [ Android ] – [ 管理プロファイル ] に「 Androidビームのデータ送信制御」が追加されます。
- [ サービス設定 ] – [ Wi-Fi サービス構成設定 ] の種別に Android が選択可能となります。
- [ サービス設定 ] – [ Mobile Device Management ] – [ Android ] に「サービス接続設定プロファイル」が追加されます。
[ Devices ]
- [ 組織構成 ] – [ 組織自動適用プロファイル ] に「 Android Enterprise 初期設定」を追加します。
- Android 事前登録デバイスに対して、「Android Enterprise 初期設定」の割当、解除メニューが追加されます。
- [ デバイス詳細 ] – [ 設定プロファイル ] に、以下の表示項目が追加されます。
- Android事前登録デバイス
- 設定プロファイル ブロック(表示領域新規追加)
- Android Enterprise初期設定の適用の有無に関わらず、設定プロファイルブロックを常に表示する
- Android Enterprise初期設定が割り当てられていない場合、プロファイル名を表示しない
- Android Enterprise初期設定が割り当てられている場合、プロファイル名を表示する
- デバイスに適用されたAndroid Enterprise初期設定が削除された場合、プロファイル名を表示しない
- Android Enterpriseデバイス
- 設定プロファイル ブロック
- チェックイン時に適用したAndroid Enterprise初期設定を表示する(プロファイルが削除されても表示する)
- Android デバイスへ証明書をインストール(アンインストール)した場合、DeviceOwner モードもしくは COMP モードであればサイレントインストール(アンインストール)が可能となります。
- [ デバイス情報 ] – [ Android デバイス種別(Androidのみ) ]に「Google Play 非対応デバイス」が追加されます。
- DeviceOwner モード、もしくはCOMP モードの場合、デバイス詳細ブロックのデバイス名と OS の下に、該当する「デバイス管理方式」が表示されるようになります。
COMP モード利用時の画面の変更
Android Enterprise の COMP モード利用時に限り、以下の項目が CLOMO PANEL に追加されます。
[ User/Org ]
- 詳細ブロックの「Managed Google Play 管理配布」項目に、仕事領域と個人領域に割当済のアプリケーション名が表示されます。
[ Devices ]
- COMP モードのデバイスを初期化する場合、[ 初期化対象のメディアを選択 ] 欄に「仕事領域のみ消去する」が追加されます。
- COMP モードのデバイスへアプリケーションをインストールする場合、[ 適用する領域 ] 欄が追加され、仕事領域と個人領域どちらにインストールするか選択できます。
- [ アプリケーション ] において、仕事用領域にインストールされているアプリケーションにアイコンが付与されます。
- [ デバイス情報 ] – [ Android デバイス管理方式(Androidのみ) ]に「COMP モード」が追加されます。
[ Applications ]
- COMP モードのデバイスが存在する場合、Android 用 Work MarketPlace アプリの [ 公開設定 ] の編集欄に「個人領域向け公開設定」が追加されます。
- デバイスへのインストール通知とアンインストールにおいて、COMP モードの場合「適用する領域」の選択が追加されます。
Android デバイスの MDM 登録時の挙動
- CLOMO PANEL で「Android Enterprise 初期設定」が設定されている場合、該当する Android デバイスの MDM 登録時に Android Enterprise 初期設定が自動的に適用されます。
CLOMO MDM Agent for Android 2.8.0 の挙動変更
※ 当該バージョンは、AndroidOS 6 以降のみのご提供となります。
- 通常モードで新たにチェックインする場合、デバイス管理の有効化(カレンダー、ストレージ、現在地、連絡先、電話)の権限をユーザーが ON にする必要があります。
- 新たにMDM にチェックインする場合、デバイス管理の有効化(システム設定の変更)の権限をユーザーが ON にする必要があります。
- Agent アプリをアップデートする場合、デバイス管理の有効化(システム設定の変更)の権限をユーザーが ON にする必要があります。
- DeviceOwner モードで Agent アプリをアップデートすると、デバイス管理の有効化(カレンダー、ストレージ、現在地、連絡先、電話)の権限を、強制的に ON の状態として固定します。
- 本バージョンのアプリをインストール/アップデートすると、CLOMO MDM が常に通知領域に表示されるようになります(手動で非表示にすることは可能です)。
- Android O 以降が搭載されたデバイスで、かつパスコードが設定されていない場合、本バージョンのアプリにアップデートすると、パスコードを設定するように促します。
◆その他
CSV ファイルのフォーマットについて
Devices 画面でエクスポートされる CSV フォーマットに以下の変更があります。
- 共通項目として「AE管理モード」カラムの追加
- アプリケーション情報:「インストール領域」カラムの追加
Users/Org 画面のインポートおよびエクスポート、および Devices 画面のインポートで利用する CSV ファイルの形式に変更はありません。
今後とも、CLOMO をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
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